the home teams

Gucciのメジャーリーグベースボール・コレクションを通して、i-DとGucciが仲間意識や家族のような絆を見出したシーンをご紹介。

by Created with Gucci; translated by Nozomi Otaki
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16 November 2018, 10:34am

米国において、野球は、チームのエンブレムのもとに街全体をひとつにするスポーツ。エンブレムは都市のモノグラムでもあり、身につけるだけで一体感や強い仲間意識を呼び起こす。このような視点から、i-DとGucciは、同ブランドとメジャーリーグのコラボレーションをひも解いていく。それぞれのチームの代表者として、ハーレムのバイカーやサンフランシスコの若きパフォーマーなど、異なる3つのアンダーグラウンド・シーンの若者を招き、彼ら自身と仲間をつなぐ絆について話を聞いた。シーンを率いるリーダーが、出身地のMLBモノグラムを身につけることへの誇り、そしてチームの一員となることがいかにアイデンティティを形づくったかを語る。

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ニューヨークのダートバイカー

ニューヨーカーにとって、ヤンキースのモノグラムは単に野球チームを表すだけでなく、彼らのプライドと仲間意識の象徴でもある。ニューヨークのダートバイカーが日曜日にハーレムの街なかでバイクを乗り回すのは、教会での礼拝のようなもの。レノックス・アベニューの歩道で眺めていると、バイカーひとりひとりからチーム・スピリットが伝わってくる。バイカーたちはどのように仲間との絆を深めるのか。そしてヤンキースのホーム、ニューヨークがバイカーにとって最高の街である理由とは。ハーレムのバイカーを率いるトロイ・ロビンソン(a.k.a. Ave Boy T)に話を聞いた。

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── ニューヨークのバイカーのチーム・スピリットとは?

バイカーの生きかたをひと言で表すと、誰も置いてけぼりにしない、ということ。同じチームでいっしょにバイクに乗る仲間なら、誰かのバイクが故障しても置き去りにしたりしない。それこそが仲間との絆、チーム・スピリットなんです。いつも互いに励まし合いながら、ベストを尽くし、スキルを磨いています。もちろんライバル意識もありますが。

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── ハーレムのバイカーのようなサブカルチャーに所属することは、あなたにとってどんな意味があるのでしょう?

6、7歳の頃からずっとみんながバイクに乗るのを見ていて、いつか自分も乗るのが夢でした。今、ついにそれが実現したんです。仲間の先頭に立ってハーレムを走るのは最高です。まさか本当に叶うなんて思ってもいなかった。でも、夢は叶うってことが証明されました。

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── この街のどんなところが、あなたや仲間の活動の原動力になっていると感じますか?

僕たちの活動の原動力は、街というより僕たちのハート。バイクは僕たちが大好きなもので、ずっと心のなかにある。過去のバイカーたちが道を切り開き、僕たちもあとに続いて、それを次のレベルに押し上げました。次の世代がどこに向かっていくのか楽しみにしています。バイクは若者をひとつにし、トラブルから遠ざけ、信じられるものを与えたんです。僕たちのレガシーを通して、そのことをみんなに知ってほしい。

ニューヨークのダートバイカーたちが着用している、GucciとMLBとのコラボレーションはこちらから。

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サンフランシスコのアートシーン

意見を発信する場や仲間を求める独創的なパフォーマーたちが、ありのままの自分を自由に表現できる街、サンフランシスコ。この街の代表者として、私たちは新進気鋭のアーティストたちに話を聞いた。長きにわたって先進的なアウトサイダー・アーティストを育ててきた街の歴史は、多くの住民の誇りだ。しかし、パフォーマーのジェームズ・パトリック・ドイルにとって、サンフランシスコ・ジャイアンツのモノグラムは、この歴史以上の意味を持っている。

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── この街の代表として、どのような思いを抱いていますか?

サンフランシスコという街をとても誇らしく思っています。ここに引っ越してきてから、クリエイティブなエネルギーに溢れた、影響力のある人びとにたくさん出会いました。サンフランシスコは、それぞれの地区にユニークな特徴がある刺激的な街。サンフランシスコが変わっていっても、このめちゃくちゃだけどワクワクするクィアの〈安全地帯〉は消えないでほしい。特に、受け入れてもらえる場所を探している、私たちのような若いクリエイターのためにも。

── サンフランシスコのアンダーグラウンドなパフォーマンス・シーンには、どのようなチーム・スピリットやエネルギーがありますか?

私がこのシーンに加わったのは最近ですが、私を支えてくれて刺激を与えてくれる気の合う仲間がたくさんいます。そんなアーティストたちと協力して、i-DとGucciの企画でサンフランシスコ・ジャイアンツを代表することができて、すごくうれしい。私がドラッグストアのコスメでメイクして、グルーガンでくっつけた衣装を着ていても、サンフランシスコのコミュニティは私のルックスを受け入れてくれました。ここには誰でも心から歓迎してくれるエネルギーがある。世間の注目を集めようと努力している、私のようなクィアの若者にとっては、ありがたいことです。

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── サンフランシスコのどんなところが、あなたや仲間の活動の原動力になっていると感じますか?

サンフランシスコは、昔から他にはないチャンスやプラットフォームを提供してきました。他の街だったら、私の作品を認めてもらえなかったはず。ドラァグは、変化を拒むものでも、二元的でも排他的でもない。サンフランシスコの人びとはそれを理解してくれています。サンフランシスコのドラァグ・コミュニティでは、私はまだほんのひよっ子ですが、私みたいなジェンダーにとらわれない〈道化師〉にどんな未来が待っているのか、楽しみにしています。

サンフランシスコのアーティストたちが着用している、GucciとMLBとのコラボレーションはこちらから。

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ロサンゼルスのダンスクルー

MLBのようなメインストリームのプロスポーツ以外で、ダンスほど、チーム・スピリットや心と身体の一体感が重視されるスポーツはない。ダンサーはどんな繊細な動きも全体に調和させることを求められる。クルーのリーダー、ジャイラ・ミラーが、エゴを手放すことで素晴らしい作品を生み出し、仲間との絆が深まった体験を明かす。

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── ロサンゼルスの代表として、どのような思いを抱いていますか?

私たちにとってロサンゼルスという街は大きな誇りなので、街の代表になれてとても誇らしいです。ロサンゼルスは素晴らしい才能と多様性の宝庫。そんな街での生活は、私たちダンサーにとって特権であり、絶えずインスピレーションを与えてくれます。仲間のダンサーたちは文字通り〈天使〉で、この街の大胆不敵でありながらエレガントな女性のエネルギーを体現しています。

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── ダンスにおけるチーム・スピリットの大切さを教えてください。

グループで踊るということは、互いを高め合い、調和するということ。互いのエネルギーを感じることでチームとして成長できるのは素晴らしいと思います。自分のエゴを手放し、協力して美しいものを創るのは特別な体験ですから。

── ロサンゼルスのどんなところが、あなたや仲間の活動の原動力になっていると感じますか?

本格的なストリートダンスや商業的なダンスなど、ロサンゼルスのダンスシーンは、米国でいちばん多様性に富んでいると思います。この街では常にインスピレーション源となる新しいものが生み出され、コラボレーションできる優秀なダンサーが大勢います。ロサンゼルスはチャンスと才能に溢れた街。だからこそ、私たちはダンサーとして活躍できるんです。

ロサンゼルスのダンスクルーたちが着用している、GucciとMLBとのコラボレーションはこちらから。

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ホームチームを身に纏う

あなたのホームがハーレムでも、エコーパークでも、カストロ通りでも、またはそれ以外の場所でも、コラボアイテムから自分のチームカラーを探して、チームの代表になろう。

GucciとMLBとのコラボレーションはこちらから。

Credits


Director/Photographer Cara Stricker
Senior Creative Georgina Bacchus

Director of Photography Ryan Marie Helfant
Assistant Director Kate Branom
Choreographer Holly Blakey
Styling Akeem Smith
1st AC Rachel Batashvili
2nd AC Josh Reyes
Film Loader Rachel Gwozdz
Stedicam David Ellis
Gaffer Pat O’Callaghan

Executive Producer Laura Galligan
Producer Chloe Mina
Production Coordinator Jacob Gottliebb
PA/Driver Chris Herity
PA/Driver Ellen Kozarits
PA/Driver Brian Hochberger
PA/Runner Ryan Hall

1st Photography Assistant Eduardo Silva
2nd Photography Assistant Chris Olszewski
Colourist Jaime O'Bradovich and Sean Coleman @ COMPANY 3
Editor Steven Ross
Retouching Post Apollo

Casting Director Sarah Benjamin
Casting Assistant Joie Duke-Ryan
Talent Wranglers Natalie Yang and Jeff Sparks
Stylist Assistant Kenny Paul
Stylist Assistant Derek Brown
Hair Stylist Evanie Frausto
Hair Assistant Ava Mihaljevich
Hair Assistant Shanice Fields
Make-up Artist Raisa Thomas
Make-up Assistant Keyanna Morrison
Make-up Assistant Ivelisse Rosado
Make-up Assistant Shideh Kafei
Props Stylist/Set Designer Taylor Horne
Props Assistant Seairra Miller

Talent:

New York dirt bikers: Wheelie Queen, Evan, Troy, Tyler, Roman, Alicia Mason and Spirit. Los Angeles dance crew: Jasmine Perri, Sade Keinu Austin, Jaira Anne Miller, Kaili Hoonanea Jamie Bright and Mia Shlakman. San Francisco arts scene: Jaavon Lidell Martin, Tiffany Mccoll, Elin Victoria Radziminsky and James Patrick Doyle. Pittsburgh Pirates: Darren Lin and Sean Pantea.

Gucci / MLBP

Track:

Joy by Kadhja Bonet c/o Fat Possum Records