Gucci Zumi:アレッサンドロ・ミケーレのビジョンを体現するミューズ、ズゥミ・ロソウ

パリではブランド初となるショーを開催したGucciのランウェイを、ズゥミ・ロソウが闊歩した。彼女が手にしていたGucciの新作バッグは〈Gucci Zumi〉と名付けられ、世界のどこよりも早く、京都でローンチイベントが開かれた。

by i-D Japan
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20 March 2019, 10:04am

ズゥミ・ロソウ(Zumi Rosow)というカルト的人気を誇る女性を、よくある肩書きで説明することは不可能だ。i-D Japan No.6 The female gaze issueに自身で語ったところによると、「アーティストでパフォーマー。ブラック・リップスのサックス奏者で、クラッシュというバンドにも入っている。自分でデザインするジュエリーコレクションも作っていて、女優」。そして、パリの伝説的な劇場、テアトル・ル・パラスを舞台に開催された、Gucciの2019年春夏コレクションのランウェイショーを歩いたモデルのひとりでもある。

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Photography Dan Lecca

ブランド史上初となるパリで開かれたランウェイで、ズゥミの存在感は異彩を放っていた。クレオパトラのようなアイライナーを纏い、誰よりも個性的な佇まいで、失った歯を見せて大胆に微笑んでいる。彼女は、i-Dの「女性にとってより良い世界を作るためには何をすべき?」という問いに、「恐れることなく突き進み、普通でなきゃいけないと言われることに従わず、ルールを壊し、個性を大事にして、他とは異なる道に光を当てる」と語った。まるで、アレッサンドロ・ミケーレの美学の一端を語っているようでもある。

ランウェイでズゥミの肩にかけられ、ミケーレがアーカイブの奥深くから発見してコンテンポラリーな魅力を現代に蘇らせた〈インターロッキングG〉と〈ホースビット〉というGucciの2つのモチーフを組み合わせたメタルのハードウェアがあしらわれたバッグ。上質なスムースレザーからパイソンやアリゲーターなど多彩な素材が用いられ、3つのモデルで展開されるこのバッグは、多くの点でミケーレの美のビジョンを体現しているズゥミ・ロソウの名を冠して〈Gucci Zumi〉と名付けられた。

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3月15日(金)、世界に先駆けて〈Gucci Zumi〉のローンチを祝うイベントが京都で開かれた。ポエットでフィルムメーカーのアラスカ・リンチが作成した詩をみずから朗読、そして夏木マリが日本語にて朗読するといったスペシャルな夜であった。ズゥミも、パートナーであるコール・アレキサンダーと共に来日。アフターパーティが行われたClub MetroではDJ姿も披露した。

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ここでは日本庭園をバックに撮影されたズゥミ、豪華なゲストたちとGucciの新作バックの姿を堪能あれ。

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Alaska Lynch, Mari Natsuki and Zumi Rosow
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Zumi Rosow
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Bryan Boy
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AMIAYA
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Glod Erika
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Alaska Lynch
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Mademoiselle Yulia

All Images : Courtesy of Gucci