「預言者」と話題に! 今こそ学びたいナオミ・キャンベルの除菌術

ナオミ・キャンベルは知っていた! 新型コロナ・ウイルス蔓延のおよそ半年前、彼女がすでに「コロナ対策」を打っていたと話題に。否、彼女はこれまでもずっと、対策し続けていたのだ。

by Roisin Lanigan; translated by Ai Nakayama
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13 March 2020, 4:46am

Image via YouTube

かつて〈預言者〉はわかりやすかった。ノストラダムスとか、キリストだってそうだ。

しかし現代における預言者や、秘伝を授かった者は、まったく予期しないところに潜んでいる。たとえば2016年、カイリー・ジェンナーが「今年はあらゆることが叶う年」と言ったのを覚えているだろうか。

当時、私たちは彼女の言葉を笑ったが、実際はどうなったか。トランプ大統領が誕生したではないか。ブレグジットもだ。

そう、彼女のいうとおり、あらゆることが現実になった。そしてその数年後、ナオミ・キャンベルがカイリー同様、私たちに神託を授けていたことが明らかになった。

それは、現在マルチな活躍をするナオミが、ファッション業界からYouTubeへと参入したときに始まった。彼女が公開した最初の動画に、「飛行機でのエチケット紹介」があったのだ。本人の説明によると、ナオミは飛行機に搭乗すると、まずマスクと使い捨て手袋を着け、それから除菌シートでやりすぎではと思うほど周囲を拭きまくる。

彼女は動画で、「自分が触るものすべて」をきれいにする、と言っている。「飛行機に乗ったら必ずこうする。周りのひとにどう思われようが気にしない」

当時、私たちはこの動画を見て大いに笑った。動画が公開されたのは2019年7月だった、といえばみなさんも納得してくれるだろう。そのときはまだ、今や世界で12万人以上が感染(3月12日現在)している新型コロナウイルスの流行なんて、誰も想像しておらず、ナオミのルーティンは不必要なほどやりすぎにみえた。

しかし今は、とにかく効果的な手洗いをするようWHOが必死に呼びかけている。ナオミは、私たちがずっと必要としていた預言者だったのだ。

3月に入り、コロナウイルスの猛威は世界中でとどまるところを知らず、デマに流された買いだめや転売、大型イベントの中止なども多発しているなか、Twitterでナオミの動画と、その先見の明が再注目された。

「6ヶ月前話題になったナオミ・キャンベルのやりすぎな除菌ルーティンが、今は立派な教育ビデオになってる」というツイートも見かけた。

パンデミックが起きた世界でいかに安全な旅をするか、という『New York Times』の記事へのリプライでは「もはやナオミ・キャンベルがマトモにしかみえない」というコメントもあった。

このコロナ危機において、メディアは恐怖を煽り、パニックを誘発するような情報ばかりを垂れ流しており、世界中の国家は、感染防止のために握手の代わりにひじタッチで挨拶しよう、などと訴えている。コロナを取り巻く状況は混乱を極めており、実際のところ、どう収束するのかは誰にもわからない。

ただ、もしコロナ危機から私たちが得られたポジティブな面があるとすれば、それはナオミ・キャンベルは正しいことを発信する、秀でた危機管理のプロだった、と今更ながら認められたことだろう。ナオミは予見していたのだ。

This article originally appeared on i-D UK.

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