カール・ラガーフェルドとChanelの30年の軌跡をたどる一冊

ナオミ・キャンベルからカーラ・デルヴィーニュなどの歴代のモデルたち、さらに"Arctic Chic(北極シック)"から"Apocalyptic Androgyny(黙示的両性具有)"といった幅広いテーマを網羅している『Chanel Catwalk』。本書では、1983年から2016年までに発表されたショーを時系列に見せながら、それぞれのコレクションに用いられたモチーフと見どころを余すところなく紹介している。

by Lula Ososki
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13 May 2016, 3:07am

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1983年、カール・ラガーフェルドはChanelオートクチュールのデザイナーに就任した。『The New York Times』紙は、このコレクションを「ラガーフェルドがChanelに80年代の息吹を吹き込んだ」と絶賛。そして90年代、00年代、その後と、ラガーフェルドによるChanelは力強くその進化を続けている。ラガーフェルドがアイコニックなメゾンChanelのために創り出したひとつひとつのランウェイショーを探る本『Chanel Catwalk』が、この度発売されることになった。

「ファッションは廃れる。しかしスタイルは永遠だ」−−イヴ・サンローランが残した格言からこの本は始まる。Chanelのスタイルをポストモダン時代に再解釈し、このメゾンに不動の地位を築いたラガーフェルドを、これほど如実に表現する言葉が他にあるだろうか。モデルのナオミ・キャンベルからカーラ・デルヴィーニュ、テーマも"Arctic Chic(北極シック)"から"Apocalyptic Androgyny(黙示的両性具有)"まで網羅した『Chanel Catwalk』は、1983年から2016年までに発表されたショーを時系列に見せながら、それぞれのコレクションに用いられたモチーフと見どころを余すところなく紹介している。Chanelの最もアイコニックなデザインの数々とカール・ラガーフェルドがもつビジョンを見ることができる、インスピレーションの宝庫のような1冊に仕上がっている。

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Chanel Catwalk: The Complete Karl Lagerfeld Collections will be available from Thames and Hudson from 16 May 2016.

Credits


Text Lula Ososki
Images via Thames & Hudson
Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.

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Culture
Chanel
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