Photography Ko-ta Shouji

STUART WEITZMANについて知っておくべき10のこと

2018年8月に日本へ本格上陸したSTUART WEITZMAN(スチュアート・ワイツマン)。レッドカーペットで最も愛されたシューズブランドのひとつであり、審美眼をもつ世界中の女性の足元を彩ってきたブランドを紐解く10のこと。

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sep 5 2018, 10:53am

Photography Ko-ta Shouji

1. STUART WEITZMANのバックボーン
最も有名なシューメーカーのひとりであり、卓越した技術を持つエンジニアでもあるスチュアート・ワイツマンが、自身の名を冠したブランドSTUART WEITZMAN(SW)を始めたのは、1986年のニューヨーク。今年で設立32周年である。ここで忘れてはいけないことがひとつ。実は、スチュアートの“シューズデザイナー”としてのキャリアは60年代にすでに始まっていて、彼の父親が1950年代にマサチューセッツ州に設立した靴工場で、少年の頃からスチュアートもデザインを手がけてきたというのだ。彼がデザインの現場から退いた今もなお、長きに渡る“実績”が裏打ちする確かなクラフトマンシップと専門知識、そしてSWを象徴するモダンデザイン志向のアプローチが、現在では北米を中心に、ヨーロッパ、アジアと、100店舗以上を展開するブランドのDNAとして息づいている。

2. 〈5050〉25周年を迎えた永遠のアイコンブーツ
あなたはスチュアート・ワイツマンが“King of Boots”と呼ばれる理由を知っているだろうか? それは、1993年。SWの不朽のアイコンであるニーハイブーツ〈5050〉が生まれた年にさかのぼる。女性の脚を美しく魅せるだけでなく、抜群のフィット感と快適性、着用シーンの多様性といった、これまで女性が心のどこかで諦めていた“機能性”への願望を十二分に叶えるものだったのだ。ローヒールなのに洗練されたフェミニニティを漂わせ、フロントはナッパーレザーまたはスエードによるジャスト・オーバー・ザ・ニー。わずかに短いバックシャフトは“マイクロストレッチ”素材を用いたシームレス仕様でデザインされている。だから“半分”。この合理的なデザインは今ではさまざまなファブリックの組み合わせに広がっていて、数多くのシリーズで展開されている。〈5050〉の美学が永遠性を内包していることの証明だ。

3. “ストレッチ”という発明
現代のライフスタイルにおいて足への負担をいかに軽減するかはすべての人間の願いだといえるだろう。〈5050〉のマイクロストレッチが画期的であったように、SWの美しきユーティリティを支える最たるものが“ストレッチ”という発想。その概念そのものが新しいということでなく、肝心なのは、体と筋肉の動きに応じて伸縮して様々なストレスから解放してくれるのに、ラグジュアリーで美しいということだ。あらゆる女性の生活に寄り添った審美眼と、素材への飽くなき探究心は、SWの美学を実現するのに欠かすことができない。ストレッチスエードは、ブーツコレクションの核心といえるのだ。

4. もうひとつのシグネチャー〈NUDIST〉
2013年に生まれた洗練されたピンヒールサンダルは、ダイアン・クルーガーをはじめ、 ジェニファー・ロペス、 ブレイク・ライブリー、 エマ・ロバーツ、ジゼル・ブンチェンと、レッドカーペットを歩く数多くのセレブリティの心を奪った。トゥとアンクルを支える2本の華奢なストラップのみでデザインされたミニマリズムを体現した〈NUDIST〉は、名前のとおり素足に限りなく近く、肌の露出を最大限にした官能的な一足。一見、機能性は妥協されているように感じるが、発表当時に何度も試験が行われ、体重のかかるエッジ部分とヒールの中心の距離を計算し、足がボディから滑り落ちることのないよう緻密に設計されているのだという。とは言ったが、どれだけ長く解説するよりも、一回のシューフィッティングの方があなたを納得させることだろう。

5. SWとレッドカーペット
〈5050〉や〈NUDIST〉の愛用者を挙げればきりがない。たとえば〈5050〉はジェシカ・アルバによって最初に着用され、 アンジェリーナ・ジョリー、オリビア・パレルモ、エリザベス・オルセン、エマ・ロバーツ などに愛されてきた。耽美な服をより一層美しく引き立たせる〈NUDIST〉は、レッドカーペットを歩く数々のミューズの足元を彩ってきた。プライベートユースに関しても、メーガン・マークル、ジェニファー・ローレンス、ジェシカ・アルバ、カーリー・クロス、ケイト・ボスワース、リリー・オルドリッジ、 ジゼル・ブンチェン、セレーナ・ゴメス、ジェニファー・ロペス、といった現代を象徴する女性たちの心を掴んで離さない。もちろん、かつてSWのキャンペーンの顔となった、モデルのケイト・モスやジジ・ハディッドほど、美しい靴に愛し、愛された人物はいない。

6. SW・オン・ステージ
最先端のハイクオリティと比類ない汎用性。それらがSWのDNAとして息づいているのだから、コンクリートの道を歩くだけでなく、ライブステージ上を動き回ることも、情熱的に踊ることにも適している。SWは、2016年度のグラミー賞でレディー・ガガのためにカスタムデザインのシューズを手がけただけでなく、ビヨンセ、テイラー・スウィフトなど誰もが知るアーティストにとっては、舞台を引き立たせる“オンステージフットウェア”としても愛されてきた。パワフルな女性が放つ、ダイナミックなエネルギーとインディペンデント・マインドをどこへでも反映させられる最高のパートナーなのだ。

7. 2018-19年秋冬コレクションについて
ニーハイブーツやピンヒール、ストレッチスエードのブーツも進化を続けるシンボルのように展開される一方、2018-19年秋冬コレクションで注目すべきニューシューズが3足ある。まずは、ボリューミィなアウトソールのハイテクスニーカー。ソックスのようなシルエットと、上質でマチュアな印象の素材でSWらしく洗練させた〈SW-612〉は、レザーやスエードをメインファブリックに、足首の周りに革張りの伸縮性のあるルーチングディテールが施された。取り外しができるインソールと柔軟な構造によって、折り畳むことも可能なので、旅を共にするのにぴったり。アーバンユースにふさわしいアイテムでいえば、クラシカルなコンバットブーツでありソックス・ブーティでもある〈VERUKA〉。当然、ストレッチレザーで仕立てられていて、丸みを帯びたブロックヒールにSWのシグネチャーであるメタルスクエアスタッドがあしらわれている。妖艶なカラーに引き込まれそうになるショートウェッジブーツ〈DUVET〉は、シルクサテンのボディがスエードストラップでフリルのような造形をなし、アーティスティックな気分をもたらしてくれる。

8. Inez & Vinoodhによるキャンペーン
モデルのジゼル・ブンチェンとドウツェン・クロースが出演したキャンペーンヴィジュアルにも触れなくてはならない。彼女たちが世界中で愛されているスーパーモデルであるという理由だけでなく、素晴らしいヴィジュアルメーカーで、共にアムステルダム生まれのファッションフォトグラファーデュオ、イネス・ヴァン・ラムスウィールド&ヴィノード・マタディン(Inez & Vinoodh)が手がけたということをi-Dが取り上げないわけにいかないのだ。静謐に、しかしパワフルな女性像を写真を通して世に送り出してきたInez & Vinoodhによる、i-D no.351 “The Radical Issue”のカバーストーリーもこちらからぜひチェックしてほしい。

9. アクセサリーに宿るSWのレガシー
今、STUART WEITZMANは、稀代のシューズ・カンパニーからグローバルに展開する“アクセサリーブランド”へと進化している。そして、あらゆるプロダクションの背景には30年以上のブランドヒストリーに対するストレートな敬愛の念が宿っている。例えば、2018-19年秋冬コレクションでお披露目となる鮮明なブルーのショルダーバッグは、SWのシューボックスがインスピレーション源だ。トートバッグは、レザーハンドルを備えたクラシカルなSWのショッピングバッグから。しかも、テクスチャー加工されたレザーとスエードを用いた素材のミックスは〈5050〉ブーツへのオマージュである。こうしたバッグラインのほかにも、ノットを彫刻的に表現したアクセサリーを中心としたジュエリーコレクションも。

10. ネクストチャプター
ここまで読んだ方は、今すぐにでもSTUART WEITZMANの靴に足をとおしてみたいと思っているにちがいない。そんなあなたに朗報。日本に本格上陸したSWが、2018年8月22日(水)伊勢丹新宿本館2Fに日本第1号店をオープン。9月5日(水)から阪急うめだ本店にて期間限定のポップアップストアを出店し、2019年2月13日(水)に同じく阪急うめだ本店にSWの国内2号店をオープン予定。そしてもう一点。これらの靴はもちろん、日本を代表するガールズユニットのパフォーマーをも魅了するものだった。百聞は一見に如かず。E-girlsの佐藤晴美、楓、須田アンナを起用したi-Dのファッションストーリーのページに今すぐシフトしよう。

阪急うめだ本店ポップアップストア

Stuart Weitzman

Stuart Weitzman 伊勢丹新宿店
場所:伊勢丹新宿本館2階
時間:10:30〜20:00

Stuart Weitzman 阪急うめだ本店 ポップアップストア
期間:2018年9月5日(水)〜 9月18日(火)
場所:阪急うめだ本店4階(シューズギャラリー内プロモーションスペース) 時間:10:30〜20:00 (金・土〜 21:00)

Stuart Weitzman 阪急うめだ本店
※2018年9月19日(水)〜2019年2月12日(火)までは4階シューズギャラリー内でお取り扱いがあります。
場所:阪急うめだ本店4階(シューズギャラリー内)
時間:10:00〜20:00 (金・土〜 21:00)

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