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ブロンディ・マッコイがThamesのジュエリーラインを始動

製作意欲に溢れたロンドン出身の新進気鋭の若手デザイナー、ブロンディ・マッコイが、熟練ジュエリーデザイナー、スティーブン・ウェブスターとのコラボを発表。

by Hanna Hanra; translated by Aya Ikeda
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25 September 2017, 9:03am

Thames by Stephen Webster, shot by Alasdair McLellan

Thames by Stephen Webster, shot by Alasdair McLellan

「いつもジュエリーはとても美しいものだと思ってきた。だけど、とても下品なものでもある。今ではその両方であってほしいと思っている」と、ブロンディ・マッコイはThamesから新しくローンチされたジュエリーラインについて語る。今回コラボを行なったジュエリーデザイナーのスティーブン・ウェブスターと彼が出会ったのは、ソーホーにある<Groucho Club>だった。彼らは確信した——40年のキャリアを持つファインジュエリー作家とスケートボードブランドを持つ20歳の神童のコラボレーションが面白いものになるだろうと。そうして、Thames by Stephen Webster は誕生した。「この淡黄色のピンキーリングを買ったよ。おばあちゃんの指輪みたいで、男がつけるのは少し変かもしれないけど。1820年代のフランス製で、とても派手なリングなんだけど、スケートボードに対するステートメントだと思った。だからスティーブンとのコラボで最初にやりたかったのがそのリングを再現することだったんだ」とブロンディは語った。

11個の他のアイテムにもそれぞれ由来がある。「10代の頃、金細工の会社の中でも特に歴史あるSaunders Shepherdで見習いとして働いていたんだ。9金の剃刀型のペンダントトップを作るのが僕の仕事だった(永遠に思えたよ)。その後、数年経ってわかったんだけど、当時上司だったトニー・シェパードはそれが、富裕層がドラッグをやるときに使われているなんて考えたこともなかったらしいよ。もちろん僕はブレードの重要性をわかってた、だから今回Thamesで再現しようと思ったんだ」

Thames by Stephen Webster, shot by Alasdair McLellan

"特にお気に入っているのをひとつだけ選ぶとしたら?"と質問すると、彼は「時と場合によるね。でもいまは"For Love Nor Money"と呼んでいるリングかな」と答えた。この"Nor Money"は、ギャングやスポーツ選手がトスするのに用いる英国貨幣の暗黒面をコミカルに落とし込んだリングだ(コインを回すこともできる)。ブロンディは左前歯に金歯を入れていることで知られている。15歳の冬、スケート中にコンクリートの地面に顔から突っ込み、根元から折れた歯は彼の眼の前に転がってきたという。見せかけだとか、ヒップホップかぶれと言われがちなこの金歯は、貴金属への臆面もない愛なのだ。彼にとって、貴金属は家族との記憶を呼び起こすものでもある。「このブレスレットは18歳の誕生日に祖母がくれたもの。アンティークが好きで、気に入って何年もつけている。若い人がデザイナーズジュエリーを買わないのは、デザイナーたちが彼らのために作ってないから。僕はいつもThamesがゴールドに染まるというのを思い描いていたから、今回実現できてとても嬉しい。スティーブンに感謝しているよ」

Thames by Stephen Webster, shot by Alasdair McLellan
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Thames by Stephen Webster