The A-Z of ニューヨークスタイル

アメリカーナからZ世代まで、ニューヨークスタイルのA-Zを伝授。

by Created with Coach; translated by Aya Takatsu
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01 May 2018, 11:11am

NYの街を歩けば、いたるところで服をスタイリッシュに着こなし、自信に満ちた人に出会うだろう。誰ひとり、ほかの人と同じ服を着ている者はいない。この街のファッションの歴史は、その忘れがたい服や姿勢と同じくらい、その姿勢もまたジェンダーやセクシュアリティ、肌の色や信条のるつぼに浸されている。ここでは、ファッションはランウェイの模倣ではなく、ムーブメントを通して導かれるのだ。

今回i-DがCoachとのコラボレーションで制作したビデオは、ニューヨークの地下鉄を舞台に、この街をに訪れる際に出会うであろう、スタイリッシュなサブカルチャーのA-Zが映し出される。それが古き良きアメリカにインスパイアされたフレアのブルージーンズとメタリックなレザージャケットに身を包んだダウンタウンの女の子であったとしても、小脇にCoachのパーカーバッグを挟んだ典型的なアッパー・イースト・サイドの女性であったとしても、アメリカでもっともクールなファッションブランドの影響がそこにはある。NYで生まれたそのブランドの影響力は、今や世界へ広がっている。

デザイナーやアーティストに限らず、NYを故郷と呼ぶ人たちにとって、キース・ヘリングは常に影響を受けるアーティストとして君臨し続けている。レンガ造りの建物に描かれた彼のポップアートは、MoMAにも展示されている。Coachの最新コレクションでは、ヘリングのアイコニックなイラストが、スパンコールドレスや、シグネチャー柄のライリーバッグに落とし込まれている。

プラットホームでセレナーデを奏でるジャズキングが持つトランペットにもレキシーチャームが飾られているし、この街の至るところにいる観光客ーー背後に従えているのは豪華なキャリーバッグーーは、すべてを写真に収めようとしている。

NYのファッションシーンは激しく、移ろいやすい。ヴィンテージのシグネチャー柄の水着をさらっと着こなす超ハデハデユースや、羊革のジャケットと丸眼鏡でキメた女性など、着こなしが多彩で着回しがきく。結局のところ、ここは眠らない街--何もかもが許される街なのだ。

Credits


Director Agostina Gálvez
Text Douglas Greenwood
Translation Aya Takatsu

This article originally appeared on i-D UK.