i-DとARTSTHREADによる史上初の学生デザイン・コンペティション

本日から投票がスタート。お気に入りのひとりを見つけて、公式ページから投票しよう!

by Tom George; translated by Nozomi Otaki
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19 August 2020, 3:00pm

i-DがARTSTHREADとタッグを組み、2020年度卒業のアート・デザイン系学生に作品を披露するチャンスを与えるべく、史上初の試みである〈Global Design Graduate Show〉を開催。5月に募集を開始したところ、4000以上の応募が集まった。

投票は本日からスタートするが、その前にGucciとのコラボレーションであるファッション部門にエントリーした学生たちをご紹介。

ロンドンのアリス・コー、セルビアのマリア・コゾモラ、ドバイのノア・フーテイトが、自宅で制作したコレクションについて語ってくれた。

部門別の投票ページはこちらから。

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アリス・コー(Alice Khor)24歳 / UAL(ロンドン芸術大学)ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション ファッションデザイン・ディベロップメント専攻

卒業制作のテーマ:祖国マレーシアの伝統的な要素と、現代のテクノロジーの融合

──今、どこで作業している?

イーストロンドンの友だちの家にこもってる。ダイニングを即席の作業スペースに変えたの。

──パンデミックによって卒業制作の内容は変わった?

普段の作品制作でよく使うレーザーカッターが使えなくなってしまったけれど、少し時間をかけて、デジタルで作品をつくって展示する方法を考えた。

──将来の夢を教えて。

ファッションを通してポジティブで倫理的な変化を起こすこと。

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マリア・コゾモラ(Marija Kozomora) 21歳 / ヨーロッパ・デザイン学院(IED)バルセロナ校 ファッションデザイン専攻

卒業制作のテーマ:コレクションのタイトルは〈MANTRA〉。エコクチュールや天然資源、スローファッションの可能性を探っている。

──今、どこで作業している?

今はセルビアの田舎にある実家にいる。昔使っていた自分のベッドルームをスタジオに変えたの。広い庭もあるから、コレクション制作にはぴったりの場所。

──パンデミックによって卒業制作の内容は変わった?

のんびり過ごすことで、よりプロジェクトのメッセージへの理解を深め、人間としてもクリエイターとしても成長できた。

──オンラインで作品を見せることの難しさは?

私の作品は細部までこだわっているから、写真では質感が失われてしまう。それから服に実際に触ったり、感触や匂いを確かめられないこと。

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ノア・フーテイト(Noor Hotait)22歳 / レバノン・アメリカン大学 ファッションデザイン専攻

卒業制作のテーマ:タイトルは〈The Poet At Dusk〉。私の先祖であるベドウィン(※砂漠に暮らすアラブ系遊牧民)に捧げるラブレター。

──今、どこで作業している?

以前はほとんどベイルートのスタジオにいて、何にも邪魔されずにミシンに集中していられたんだけど、3月にドバイに戻らなくちゃいけなくなって。それからずっとラップトップでオンラインの作業しかできない。

──卒業制作を始めたばかりの自分にアドバイスできるとしたら?

この先の人生設計に気を取られすぎないで。

──この数ヶ月を乗り切るのに役立ったことは?

パンやお菓子作り、『クィア・アイ』を観ること。

──将来の夢は?

ファッション業界が生活に与える変化の一端を担いたい。 

投票はこちらから。