男も見た目が大事って誰が決めたの?

Facebookの生中継イベントで、アレキサンダーが自身の体型と摂食障害に悩んだ過去について語った。

by Lula Ososki
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20 April 2016, 2:31pm

イヤーズ&イヤーズのリードボーカル、オリー・アレキサンダー(Olly Alexander)が、10年以上にわたって悩んできた自身の体型について口を開いた。オリーが自分の体型を気にし始めたのは、10歳のとき、体育の授業をしていたときだったという。「自分の体型や弱さを意識したんだ。年上の男の子たちはみんなマッチョで、僕ができないことも彼らにはできたりするんだってね」

現在25歳のオリー。この生中継イベントで、彼はかつて「ガリガリに痩せていて、そんな自分が大嫌いだった。他の男の子たちみたいにマッチョだったらいいのにと思ったから」と自身を否定的にとらえ、しかし同時に「でも体重を増やしたくもなかったんだ。それはそれでイヤだった」と明かした。その後、食事を抜いたり、口に入れるものを過度に意識しはじめた彼は、鏡に映る自分の姿を嫌悪するようになった。

そんな苦悩は10年以上続いた。しかし、素晴らしい支援ネットワークと長年のセラピーのおかげで、自身の体型や食事との関わり方を見直し、修復することができたと明かしている。オリーがこのような苦悩を公言することで、男性のボディイメージや摂食障害についての議論は活発化されるだろう。イギリス人男性の31%が自分の体型を「魅力に欠ける」と感じ、アメリカでは生涯のうちに(一時的にでも)摂食障害を経験する男性が1000万人以上いるという調査結果がある。この問題についての議論はまだ十分になされていないと言えるだろう。

オリーはこれまでも、彼が直面してきた問題について、たびたび声を上げている。ゲイであることをカミングアウトしているオリーは、『The Guardian』紙のコラムニスト、オーウェン・ジョーンズとのインタビューで、"ストレートの世界"で生まれ育つことに伴なう不安と苦悩を語っている。また、新曲「Desire」ではクィアの身体やアイデンティティ、セクシャリティを受け入れ祝福することの重要性を歌っている。

Credits


Text Lula Ososki
Photography via WikiCommons
Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.

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