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体感型アートフィルム『KAMUY』

ショウダユキヒロが手がける映画でも、ミュージックビデオでもない、新たな形の体感型アートフィルム『KAMUY』が10月29日(土)・30日(日)の2日間限定で公開される。

Tatsuki Nakata

サカナクションやRADWIMPSのMVを見た事のある人ならショウダユキヒロを知らずともその美しさや世界観に引き込まれたことが一度はあるだろう。「blind」「social 0.0 LAB」「TOWER RECORDS LIVE LIVEFUL!」といったメッセージ性の高い作品を手がけ、国内外から高い評価を受ける映像監督ショウダユキヒロ。彼が新たな映像作品『KAMUY』を公開する。今作品のテーマは"生と死・性と命"。

主演には村上虹郎とゆう姫が名を連ねる。村上虹郎は2014年、映画『2つ目の窓』でスクリーンデビュー。同作で第29回高崎映画祭・最優秀新人男優賞を受賞し、その後立て続けに映画、ドラマへ出演し最も注目されている若手俳優で、ゆう姫は本作の音楽を担当するエレクトロニックミュージックユニットYoung Juvenile Youthのシンガーだ。

ストーリーの設定も型破りだ。破壊の象徴とされてきた<男性兵士>が創造の象徴である<女神>の力によって腹に子を宿し、兵士は湧き上がってくる母性にもがき苦しむ。そして、そこに宿った胎児が母胎のなかで見た世界が描かれるサイエンスフィクションだ。物語の中核を担う音楽はエレクトロニックミュージックユニットのYoung Juvenile Youthが手がけ、メイクには特殊造形アーティストのJIRO、衣装製作にはスタイリストの伏見京子らが参加。「何か楽しいことを一緒にやりたい」というショウダユキヒロとYoung Juvenile Youthの雑談から始まったこのプロジェクト。今作品をショウダは「一流アーティストが本気で手がけた一流の遊び」だといっている。

また、映像をただ見るだけでなく全身で『KAMUY』の世界観を感じる仕掛けを構築している。会場に入ると現代アーティストの三嶋章義による本作の世界観をイメージした作品展示があり、更に観客は天井に設置されたスクリーンを仰向けになって鑑賞するのだ。会場に入ってから上映終了までが本作の全貌となっており、見るだけではない、体感型の作品になっている。東京の2日間の公開を終えた後は地方での上映も視野に入れている。15分間の映像に詰め込まれた壮大な世界観と映像美を全身で体感してほしい。

『KAMUY』
監督:ショウダユキヒロ 出演:村上虹郎・ゆう姫 (Young Juvenile Youth) 制作・配給:NION 
公開日:10月29日(土)・30(日)
代官山・ヒルサイドプラザC(渋谷区猿楽町29-18代官山ヒルサイドテラス内)にて上映
nion.tokyo/kamuy

Credits


Text Tatsuki Nakata