『Summer of Love』シリーズがスタート

悲しく苦しい出来事が相次ぐ世界に、i-Dは愛をもって挑みたいと思う。世界の若者たちの声とストーリーに、様々な愛のあり方を見るプロジェクト、『Summer of Love』。2016年、いや、その先に続く未来に、愛が、友情が、そしてセクシュアリティーがどう、そしてなぜ進化していかなければならないのかを探っていこう。

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07 July 2016, 6:35am

『Summer of Love』で、i-Dは世界の4都市を巡る。最初の地はロンドン。クィアコミュニティーが作り出した空間、ゲイクラブシーンが、人々を引き合わせる。ゲイクラブで出会ったという3人組の他、多くのクィアキッズたちのストーリーが収められ、そこに、クィアの空間や関係の重要性と、ロンドンという街のナイトライフにとってそれがいかに重要な意味を持つかが見えてくる。

次はパリ。若い男女の間に生まれた初恋の物語を追う。女は、ゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)お気に入りのモデルであり女優のアンジェール・メツゲール(Angele Metzger)。男は、フランス人フォトグラファー、イリナ・イオネスコ(Irina Ionesco)の孫で、ラリー・クラーク(Larry Clark)の映画『The Smell Of Us』で主役を務めたルカ・イオネスコ(Lukas Ionesco)だ。愛の街・パリで、おきまりのロマンチシズムを否定し、パンクと愛が同居した関係を築くふたりは、現代の新たな愛の形を体現しているように見える。

3番目の舞台はニューヨーク。慌ただしい大都市に生きるユースたちに、友情と強い結束を見る。家でくつろいでいても、いたずらでストリートに小さな騒動を起こしても、彼らはお互いを思い、支え合う。

最後に訪れる地は、美しい太陽が覗くバルセロナの街。才能溢れる若きフィルムメイカー、レオ・アデフ(Leo Adef)によるこの映像は、i-DのInstagramアカウントを通して出会い、そこから関係を育み始めたパオ(Pau)とギウ(Guiu)を追ったもの。ほとばしる愛に生まれる繊細な部分が浮かび上がる。

ロンドン、パリ、ニューヨーク、そしてバルセロナ——『Summer of Love』は、心と愛でひとつになることで生まれる力の普遍性を、改めて私たちに教えてくれる。

Credits


Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.