シグリッドについて知っておくべき10のこと

ムーとアデルを掛け合わせたようなデンマークのミュージシャンが登場。

by Frankie Dunn
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06 March 2017, 6:37am

シグリッドは誰もが待っていたポップスターだ。ノルウェーの小さな町の出身だが、この美女には頭脳と強い意志、そして20歳とは思えない素晴らしい声が備わっている。その素敵な訛りと、見ているこちらまで顔がほころんでしまう笑顔で、クールな佇まいを身につけている。ジョニ・ミッチェルとニール・ヤングに影響を受け、幼少期から楽曲の質そのものが重要だと感じながら育った。

そんなシグリッドのデビュー・シングル「Don't Kill My Vibe」は、昨夜、ラジオ局BBC Radio 1でプレミア公開されると同時に"Hottest Record In The World(世界で最もホットな1曲)"の称号を与えられた。曲作りのプロセスで関わった中年男たちが、彼女のムードをぶち壊してしまった——そんな体験をテーマにしたこの曲。「私を邪魔者みたいに扱ったの。早く家に帰って子ども達と遊んだりテレビを観たりしたいんだよ、とでも言いたげな感じでね」と彼女はi-Dに語ってくれた。「あの人たちが私と一緒に曲作りをすることを快く思っていないのは明らかだったんだけど、だからといってそこまで横柄な態度を取らなくてもいいじゃない!」。Island Recordsから4月3日にリリースされるデビューEPはとにかく素晴らしい出来栄え。聴いて、そして彼女についてもっと知って!きっとあなたも、シグリッドに横柄な態度をとれる人の気が知れないと思うはず。

1. オーレスンで海と山に囲まれて育った
「子どもの頃は自転車で走り回るのが大好きだった。またやりたいな。自然と海が恋しくなる」

2. サンファ(Sampha)がレコーディングをしたスタジオOcean Sound Recordingsは実家のすぐそば
「Ocean Sound Recordingsは、私の家から自転車で10分ほど行ったところにあるギスケっていう島にあるの。誰も住んでいない島。あそこに家を買って猫と暮らすのが夢。人を呼んで曲作りをして、できあがったら自転車でスタジオに行ってレコーディング——本当にそんなことができたら最高」

3. 兄がキッカケで曲作りをはじめた
「兄もミュージシャンで、ある時ライブに参加させてくれたんだけど、『カバー曲はやらせない』と言われて。『曲を書け』ってね。与えられた2週間で曲を書いて、ライブで歌ったの」

4. 友人でもあるアーティストのオーロラ(Aurora)が所属するノルウェーのレーベルPetroleumと16歳で契約
「あれよあれよという間に契約になって、注目してもらえるのはすごく嬉しかったんだけど、何をする時間もなくなってしまった。ライブもプロモーションもする時間がなかった。歴史の試験の勉強をしなきゃならなかったから!」

5. 盛り上がりを見せるベルゲンのミュージック・シーンの旗手
「ベルゲンの音楽シーンが好きで、ベルゲンに引っ越すことに決めたの。大手レーベルがあるのも大きなシーンが生まれるのもオスローだけど、ベルゲンのインディ感が好き」

6. 姉と始めたバンドの名前は、飼っていた猫の名前
「17歳のとき、姉と<Sala Says Mhyp(サーラはニャーと鳴く)>っていうバンドを結成して、一緒に数曲作った。サーラは私たちが昔飼っていた猫の名前。もうこの世にいないサーラを讃えたくて、Sala Says Mhypというバンド名にしたの。うちは猫家族だった」

7. 好きな映画は『ロスト・イン・トランスレーション』
「ソフィア・コッポラに会ってみたいし、あわよくば一緒に仕事ができたら嬉しい。ウェス・アンダーソンとスパイク・ジョーンズも会えたら本当に光栄。3人の映画の作り方って、すごく幾何学的」

8. ビデオゲーム『ザ・シムズ』でサウンドトラックに曲参加するのが夢
「現存の拡張パックはすべて持っているんだけど、本当に最高。シムリッシュで歌いたい!それか、テレビドラマ『ガールズ』ラスト・シーズンのサウンドトラックに参加できたら最高。それと『SKAM』って聞いたことある?高校を舞台にしたノルウェーのドラマで、イギリスの『スキンズ』のような作品なんだけど、もっとクールで。オスローが舞台になっているんだけど、出ている俳優の数人は私の友達の友達。あのドラマのサウンドトラックに参加するのもクールかな」

9. ベルリンのトレプトアー・パークで自身初のビデオ撮影をした
「緊張したわ。ドローン撮影だったから、スタッフは私がパフォーマンスをしている間、映像に写り込んでしまわないよう隠れていなければならなかった。公園の真ん中で、私はひとり、ドローンに向かってパフォーマンスしなければならなくて」

10. 音楽に求める価値は「オーセンティック」
「私が興味を持っているものに共通しているのは、"良く書けた曲"ということ。ピアノを弾きながら、ただ私に降りてくるものを歌うということが起これば最高。そうやって生まれたものだけが、本物のように感じる」

Credits


Photography Francesca Jane Allen
Text Frankie Dunn
Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.

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