Photography Stas G

Gosha Rubchinskiyがストリートで見出したモデルの舞台裏写真

エカテリンブルクで開催されたGosha Rubchinskiyの最新のショーの舞台裏を、スタス・ジー(Stas G)が語る。

|
apr 3 2018, 8:02am

Photography Stas G

Gosha Rubchinskiyの凱旋ショー3部作の締めくくりは、エカテリンブルクで行われた。ボリス・エリツィン大統領センターを颯爽と闊歩したロシア人の若者たちは、ゴーシャの2018年秋冬コレクションをまとっていた。3部作の最後となるこのショーは、カリーニングラードからサンクトペテルブルク、そしてエカテリンブルクまで、博識なこのデザイナーが母国の地理と歴史を通り抜けていくような作品に仕上がっている。東から西へ、ロマノフ王朝からソヴィエト連邦の衰退期へ、サッカーのフーリガンからクラバーへ、ゴーシャは私たちをいざなう。そしてそれらすべてを通ってきたモデルたちは、未来へと歩をすすめるのである。こうしたロシアの歴史を21世紀のユニフォームへと変えるのが、彼のデザインなのだ。

ショーの終わりにモデルたちが集まり、ナウチールス・ポンピリウス(80年代後半から90年代にかけて活躍したロシアのニューウェーブバンド)の「Goodbye America」の合唱が始まった。モスクワのスケートシーンとユースカルチャーを記録しているゴーシャの友人でコラボレーターのスタス・ジー(Stas G)にとって、それはもっとも心打たれた瞬間だったという。

彼は3つのショーすべてに参加し、2018年秋冬コレクションのために、ゴーシャのモデルたちの舞台裏での姿をカメラに収めていた。「ユースという概念にとても興味があって。仕事をしていないときの彼らの姿を見せたかったんだ。それぞれの振る舞いをね。すごく魅力的なんだ」と彼は話す。「モデルは全員ストリートキャスティング。だから、私服を着ている姿を見るのがすごくおもしろい。彼らが普段どんな暮らしをして、どんなふうに自分を表現するのかを記録したんだ」

「自分の国で、地元の子をモデルにショーをするのは、すごく自然で誠実なこと」だとスタス・ジーは言う。「ゴーシャにとって大切な一歩だったと思う。さまざまな街から来た若者の生い立ちを聞いたり、ロシアの歴史を新しい角度から見たり、この一連のショーに立ち会えてワクワクしたよ」

Credits


Photography Stas G
Translation Aya Takatsu

This article originally appeared on i-D UK.