AVANT CONVERSE:アルベール・エルバスと永遠のハッピーマインド

「楽しさやハッピーモーメントがほんのちょっぴり加わってもいいんじゃないかな?」。アルベール・エルバスをゲストデザイナーに迎えて誕生したAVANT CONVERSE(アヴァン・コンバース)。そのラストコレクションが、3月25日(日)にローンチする。

by Tatsuya Yamaguchi
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23 March 2018, 7:18am

Photos Courtesy Of Avant CONVERSE

CONVERSEの〈オールスター〉生誕100周年を記念して誕生した、日本限定のハイエンドラインAVANT CONVERSEが、3シーズン目にして最後のコレクションをローンチする。同ラインは、アルベール・エルバスをゲストデザイナーに迎え、2017年春夏にデビューしたリミテッドコレクションだ。「同じDNAを受け継ぎながらもちょっぴり違った弟を生み出したいと思ったんです」。ベーシックな〈オールスター〉が内包する普遍性——例えばそのかたち、機能、デザインに宿るDNAこそが世界中の人々に愛され続けている理由なのだと、最上級の賛辞を贈りながらアルベールはそう語った。不朽の名作をアップデートしたのは、これまでの彼の仕事が証明する実直なものづくりへのアティチュードと、心くすぐる唯一無二な “ハッピーマインド”だといえるだろう。

このコラボレーションの“ハッピーエンド”を盛大に祝福すべく、去る1月25日の夜、新宿・歌舞伎町のロボットレストランで「SUPER縁日」と題されたローンチイベントが開かれた。アルベール・エルバスの日本愛とユーモアが凝縮された「出店」のエキシビジョンを堪能したあと、ロボットレストランの過剰な装飾が放つエネルギーを全身に感じながらショーフロアに向かって階段を降りた。そして、祭の時間が始まった。

Photo by Tatsuya Yamaguchi
Photo by Tatsuya Yamaguchi
Photo by Tatsuya Yamaguchi

人型ロボットとダンサーによるパフォーマンスが披露され、次にACUOD by CHANUやYOHEI OHNO、PUGMENTなどのドメスティックブランドを中心にスタイリングされたモデルが、きらびやかなモビール車に乗って立て続けに登場。多様なスタイリングのトーンが、ロボットレストランというカオティックな空間と見事に共鳴していた。もちろん足元はAVANT CONVERSEの新作全7型だ。上質なメタリックレザーを使用したアッパーデザインや、ライトでクッション性の高いEVA製カップインソール構造もAVANT CONVERSEがハイエンドであるわけのひとつ。さらにシューレースを使わないフラップ式のシンプルなシューズは日本とフランスの国旗の色を用いたコラボレーションだというミニマルな配色だ。ちょっぴり目立ちたがりやでお茶目な「弟」にも、姿は変化しようともCONVERSEのDNAは健在だ。

「ファッションは夢」。アルベールは端的なこのワンフレーズを大切にしている人だ。インタビューで彼は、こうも語っていた。「次第にグレーになりつつある世界にちょっぴりカラーを加えてあげることって必要なのではないでしょうか?」。どんな世界に生きていようとも、彼のクリエーションに潜むユーモアが描く「夢」は、きっとそっと人の背中を押してくれるパワーがある。この稀代のコラボレーションの成功が指し示すのは、CONVERSEのあらゆるフットウェアはきっと、少し先の未来も、数十年先の未来にも人々の足元を彩り、日常のアクティビティに欠かせないだけでなく、履く人をちょっと違う世界に導いてくれるということだ。

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avantconverse.jp