『戦場のメリークリスマス』のサントラが再リリース

映画監督ニコラス・ウィンディング・レフンが厳選したサウンドトラックをMilan Recordsがリリースするシリーズ。最新リリースは、坂本龍一が手がけた傑作映画音楽。

by Hannah Ongley
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07 December 2016, 10:04am

デヴィッド・ボウイは、積極的に映画出演を果たしたミュージシャンだった。だから、ボウイの出演作として大島渚監督作『戦場のメリークリスマス』が真っ先に頭に浮かぶ読者など、ほとんどいないだろう。しかし、この1983年公開の戦争映画、ボウイがポップ・カルチャーきってのカメレオン的存在として評価を欲しいままにした作品だった。第二次世界大戦、日本統治下にあるジャワ島の捕虜収容所を舞台にしたこの映画は、静かに激しく、また美しく奇妙な、なぜか感動的な作品だが、そうたらしめているのはボウイの存在だけではない。この映画でボウイと共演している日本人音楽家、坂本龍一によるサウンドトラックがなんといっても秀逸なのだ。Pitchforkが報じたところによると、このサウンドトラックがMilan Recordsによってレコードで再発売される。Milan Recordsは、映画『レヴェナント:蘇りし者』のために坂本龍一とブライス・デスナー、アルヴァ・ノトが作ったサウンドトラックを発売したレーベルで、今回の『戦場のメリークリスマス』サウンドトラックのリリースは「ニコラス・ウィンディング・レフン選出シリーズ」の一環。映画監督レフンは、お気に入りのサウンドトラックを選んでMilan Recordsから再リリースをするパートナーシップ契約を結んでいる。最近では、『ターミネーター』や『ロボコップ』のサウンドトラックをリリースしている。

戦場のメリークリスマス』のサウンドトラックは、発売中。トラックリストは以下のとおり。

01. メリー・クリスマス ミスターローレンス
02. バタヴィア
03. 発芽
04. 腹いっぱいの朝食
05. 闘いの前
06. 種子と種を蒔く人
07. 短い出会い
08. ライド・ライド・ライド セリアーズの弟の歌
09.ザ・ファイト
10. ファーゼル・クリスマス
11. 出て行け!
12. 集合
13. 理性を超えて
14. 種を蒔く
15. 詩篇第23
16. 最後の後悔
17. ライド・ライド・ライド リプライズ
18. ザ・シード
19. 禁じられた色彩 (ft. David Sylvian)

Credits


Text Hannah Ongley
Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.

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