『フリークス学園』好き必見! Netflixの新シリーズ『サイテー!ハイスクール』

90年代が舞台の「ちょっぴり背伸びをした」青春群像劇。

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feb 16 2018, 8:44am

Screenshot via YouTube

私たちは、永遠ともいえる楽天的なノスタルジアを90年代に抱いている。もしかするとそれは、当時はまだスマートフォンが私たちの人生を乗っ取っていなかったからかもしれない。もしくは、90年代を象徴するドラマ--『フレンズ』『フェリシティの青春』『アンジェラ 15歳の日々』——の要素を併せ持ったドラマシリーズの配信が始まったからだろうか。

『サイテー!ハイスクール』は『ストレンジャー・シングス』的な手さばきで過去を映し出す。90年代のファッションや大衆文化へのオマージュが多分に散りばめられているのだ。頭脳派のオタクと体育会系の争いや、校長先生の娘に恋する内気なナード君に、ブカブカのトレンチコートを着た謎多き不良少年——90年代のありとあらゆる典型が詰まっている。

『サイテー!ハイスクール』は、1996年のオレゴン州ボーリングを舞台にした青春群像劇。10代の登場人物を演じるZ世代のキャストたちが全員1999年以降に生まれていることを考えると、驚くほどにリアルな世界観が作り上げられている。

90年代に放送されていたドラマのほとんどがアイデンティティ政治に触れることを避けていた一方で、『サイテー!ハイスクール』は真正面からそれに挑んでいる。その一例として、主役を担っているのは黒人のキャラクターだ。ジャヒ・ウィンストン演じる黒人のルーク・オニールは、校長の娘ケイト・メスナーに恋をする。予告編で映し出される異人種間の純粋なロマンスは、ドラマのメイン・ストーリーにもはや人種は問わないということを教えてくれる。

我々の憂慮をよそに、2018年春夏コレクションでゴーシャ・ラブチンスキーとBURBERRYのコラボレーションが示したように、バケット・ハットのトレンドは未だに健在だ。『サイテー!ハイスクール』は、あらゆる90年代のトレンドを復活させることになるのだろう。それを迎える準備はできている。

サイテー!ハイスクール』は、2月16日よりNetflixで配信開始。

This article originally appeared on i-D US.