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今すぐフォローしたい、奇々怪々なビューティアカウント10選

✿♥‿♥✿〈見るASMR〉とはこのこと!✿♥‿♥✿

by Douglas Greenwood
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27 September 2019, 10:20am

Instagramで1万3000人以上のフォロワーを抱える15歳が、ラナ・デル・レイの新作アルバム『Norman Fuckin’ Rockwell』のアートワークを顔の上に完璧に再現している…。この世界で、ここまで大人たちが自分の無力を感じる瞬間はない。私たちは世界各地で頭角を現し、SNSで誰しも目が奪われてしまうようなビューティルックを発信している奇抜な才能を有する若きメイクアップアーティストたちのために何をしてきただろう?

彼らは、印象的なものもアーティスティックなものもあっという間に吸収されてしまう時代に、私たちのフィードに徹底的に自由な魅力をもたらしてくれる、いわば真のOGだ。彼らの大半は、自らの心地よい寝室から、ビューティ業界に革命を起こしている。

自分のフィードに刺激や色彩や〈キャビア・アイシャドウ〉が足りないと思うあなたに、美容の規範をひっくり返す、10人のメイクアップアーティストをご紹介しよう。ぜひフォローしてほしい。今すぐに。

エラ・ガウォンスカ(Ela Galazka)
TWIGという名前で知られるエラ・ガウォンスカは、ポーランド南部のザブジェという街を拠点に活動し、エディトリアルメイクアップアーティスト業界の熾烈な競争からは距離を置いている。コマーシャル用のルックで見事な技術を披露しつつ(無敵のアイシャドウや完璧なハイライトは彼女の強みだ)、彼女がInstagramで公開している実験的なメイクは、端的にいって、頭がおかしいとしかいえない。輝くラメを使用して顔全体に表現した擬人化イチゴや、繊細な雨粒、もしくはキャビアを思わせる、手作業で貼り付けたビーズのアイシャドウなど、ひと目見ただけで記憶に残るメイクを発表している。

メイ・タミナ・アクター(May Tahmina Akhtar)
ロンドン生まれ、マンチェスター育ちのメイ・タミナ・アクターは現在23歳だが、学生ローンの限度額すべてをメイクに費やしている。インド系英国人の彼女は、当初は美容への情熱と大学で学ぶデータサイエンスとのバランスを取っていたが、花々でかたちづくったNikeのスウッシュマークや、バッタのようなペイントでInstagramのフォロワーを急速に獲得してきた。彼女の技は、従来のカットクリースとは一線を画す。

ルシア・ペレショヴァ(Lucia Perešová)
スロヴァキアのビューティシーンは、まだ駆け出しといったところだが、ひとりの女の子のおかげで、世界からの注目を浴びつつある。それがルシア・ペレショヴァ、Instagramでは@geminiblushというアカウント名で活動している。メイクへのその多様なアプローチが多くのひとの心を掴み、9月26日現在で9万人以上のフォロワーを抱えている。ある日は美しく仕上げたマットなアイシャドウの写真を公開し、また別の日はマグリット風のシュールな世界を構築する。i-Dのお気に入りは、古き良きWindows 95時代に活躍したWordのフォントを模したメイク。ノスタルジーを喚起する、天才的なメイクだ。

ナオミ(Naomi)
ビューティ業界で活躍する〈ナオミ〉は少なくないが、こちらはベルギーを拠点に活動するナオミ。彼女の作品は、ひと目見ただけでわかる。日常のルックは完璧な仕上がりで、非日常のルックは、実に…非日常的だ。しかし彼女は、現実離れしすぎない、ちょうどいいステートメントルックも得意とする。炎をまとったメイクのように、とにかく圧倒される作品もあるが、生気を感じさせない、宇宙のようなメイクは、世界各地にいる目立ちたがり屋たちも気軽に真似できそうだ。

キコ(Kiko)
ブリストル出身のメイクアップアーティスト/ミュージシャン、キコは、自らのクリエイティブな情熱を組み合わせ、その発露を大胆に顔じゅうにペイントすることで、英国のアートシーンにおいて最高にクールな〈ニッチ〉を攻めている。SNSに写真をUPするさいは、自ら加工を施して作品に仕上げる場合もあるが、実際に顔をキャンバスにして海中の風景を描くこともある。驚きの技術だ。

ケイト(Kate)
自らの顔をSNSで公開する以外には、あまり情報を公開していないケイト。15歳の彼女はフランス出身のロンドンっ子で、Instagramでは@katingphotosというアカウント名で知られている。その他の名前では活動していないようだ。しかしそれでもなお、1万3000人を超えるフォロワーを抱えている。彼女自身が「知識の集成」と称する同アカウントでは、キュートなアイラインや、抽象画のようなルック、顔じゅうに施したペイント、そしてラナ・デル・レイのアルバムジャケットを再現したルックまで、さまざまな作品を観ることができる。

フランシス(Frances)
ファーストネームで活動するメイクアップアーティストがもうひとり。それがフランシスだ。彼女はモデルとしても活動するロンドンっ子で、Instagramアカウント@facebyfrancesには、悪魔のように肌を赤く塗りたくり、時にはサイボーグ、時にはエイリアンのような昔のハリウッド風人魚に変身し、ジュノ・カリプソの作品を思わせる写真を公開している。彼女の作品にはデカダン的な暗さが漂う。いっぽうメインアカウントでは、ペトラ・コリンズが撮影し、自らがモデルを務めたMacの広告も公開している。クールだ。

ネズラ・ニコール(Naezrah Nicole)
NYCのアイコン、ネズラ・アメジスト・ニコールといえば、ピエロのミームを大胆に解釈した超絶メイク。でもそれは、誰もが彼女のファンになる1000の理由のうちのたったひとつにすぎない。伝統と革新のあいだでバランスを取りながら、彼女のメイクアップ技術は数多いるライバルたちの数キロ先を行く。ナヴィ族になったり、文字通りの意味の〈スモーキーアイ〉を表現したり、彼女のアカウントでは、数々の卓越した技巧がみられる。彼女はYouTubeでチュートリアル動画を公開しているので、真似してみることも可能だ。

サニー(Sunny)
ルイビル在住の24歳のサニーは、彼女の言葉をそのまま引用すれば、「コントゥアリングなんて知らない」とのこと。しかし彼女のように絵を描けるなら、そんなことどうでもいいと思える。彼女は星マークをこよなく愛し、作品にもそのマークがよく登場するため、星マークは彼女の得意技となっているが、それだけじゃない。タトゥーのようなモノクロの絵柄や、顔のパーツのコピーだってお手のもの。彼女は、日常生活用のメイクを取り入れることとは無縁のメイクアップアーティストだ。彼女はメイクというツールを自らの顔をキャンバスへと変えるために使用し、素晴らしい作品を生み出している。

ゼニア・ヴァレフスカヤ(Xenia Valevskaya)
モスクワで活動するゼニアは、自らをメイクアップアーティスト/ヴィジュアルアーティストと称する。彼女の作品をみれば、それもすぐに納得できるはずだ。精緻かつトライバルパンク風のペインティングとつややかなシャドウを組み合わせたメイクが彼女の持ち味だが、ねっとりとした、粘度のある質感だったり、静脈を再現したり、と凄惨な化学事故の被害者かと思わせるようなメイクも手がけている。むしろ妙に爽快なほどの存在感だ(心臓の弱いひとは注意が必要かもしれないが)。核戦争のただなかで幸福を感じたいときにはゼニアを呼ぼう。彼女の魔法が必要だ。

This article originally appeared on i-D UK.

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