ジャン=ポール・ゴルチエが毛皮の使用廃止を宣言

Versace、Coach、Burberryに続き、Jean Paul Gaultierがコレクションでのファーの使用を廃止した。

by Roisin Lanigan; translated by Nozomi Otaki
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21 November 2018, 5:30am

ファーは滅びつつある。時代遅れで残酷な毛皮の使用をやめるラグジュアリーブランドが増え続ければ、近い将来滅びることになるだろう。Jean Paul Gaultierもその流れに乗り、ファッション業界におけるファーの使用と毛皮目的の動物屠殺は「ひどく嘆かわしい」として、ファー廃止に踏み切った。

フランスのテレビ局Canal+の番組に出演したジャン=ポール・ゴルチエは、過去のファー使用を「是正」していく意図を表明し、毛皮目的の残虐な屠殺の代わりに、フェイクファーなどの代替品の使用を検討していると発表した。

Jean Paul Gaultierはすでにファーの廃止を発表しているGucci、Versace、Burberry、Maison Margiela、Marc Jacobs、Tom Ford、Coachに続いたことになる。ようやくフェイクファーを受け入れはじめたファッション業界に、動物愛護や環境保護を訴える活動家たちは歓喜している。動物愛護団体PETAも、Jean Paul Gaultierの発表を歓迎した。2002年、PETAの活動家はGaultierのショーを妨害して退場させられている。2006年にはパリの店舗でも抗議活動を行なった。

「PETA本部はみんな大喜びです」とPETA UKの国際プログラムディレクター、ミミ・べケッチはこのニュースについて述べた。「今回の決定は、今という時代を物語っています。動物たちはケージに閉じ込められて電気ショックや殴打で殺されたり、鉄製の罠にかかって失血死しています。大抵のひとはそんな動物の毛皮を使ったアイテムと関わりたくないはずです」

「現代においてファーはもはや、毛皮を剥ぎ取られた哀れな動物のように瀕死の状態です。それを知らない勉強不足のデザイナーは、今すぐ縫い針を手放したほうがいい」

まさにその通りだ。

This article originally appeared on i-D UK.