BOTTEGA VENETAによる文化交流型イベント〈The Square Tokyo〉で東京のクリエイティブコミュニティーを体感しよう

7月1日から7月10日までの10日間、東京・表参道にて開催されるBOTTEGA VENETAによるイベント〈The Square Tokyo〉がスタートした。そこには日本文化にフォーカスした音楽パフォーマンスやサウンドスケープに彩られた空間にて、来場者の五感を刺激する文化交流が待っていた。

by Sota Nagashima; photos by Ryutaro Izaki
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30 June 2022, 11:08am

アラビア語で、「集まって共に過ごす」と言う意味の“majlis(マジュリス)”からインスピレーションを得て開催される〈The Square Tokyo〉。ポップカルチャーやサブカルチャーの存在に価値を見出だし様々なイベントを行ってきたBOTTEGA VENETAだが、今回は文化交流のためのプラットフォームとしての場所を構築した。ローカルのクリエイティブコミュニティを生み出し、才能を育て、オーセンティックかつ文化的に豊かな方法で新しいオーディエンスにアプローチする試みだ。

 BOTTEGA VENETAは自分たちの物語を、「デュアリティ(二重性)」と表現する。一体感と同様に個性を、現代性と同様に伝統を〈The Square Tokyo〉は称える。そのコントラストによる対話がブランド自身も前進させていく。

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 そんな同イベントの舞台となるのは、日本のファッションやカルチャーの中心地である表参道。会場近くへ足を運ぶとまず目に飛び込むのは、ブランドを象徴するカラーである“ボッテガグリーン”に染まった空間。その会場の外壁にて一際目立っていたBOTTEGA VENETAのガラス製ロゴは、本展の参加アーティストのひとりであり日本とイタリアを拠点に活動するアーティストの三嶋りつ惠によりカスタムメイドされた作品だ。

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会場の中に設置されたソファは、ブランドのファブリックを使用したエクスクルーシブなもの。来場者には櫻井焙茶研究所による夏らしい爽快感のあるスペシャルブレンドの煎茶が提供され、ソファに座って心を休めながら世界観を存分に楽しめる仕様だ。

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そして、注目は日ごとに変わるアーティストたちによるライブパフォーマンス。6月30日は雅楽奏者の東儀秀樹と典親の親子共演、7月3日は詩人の大崎清夏、7月9日は尺八奏者の辻本好美、7月10日はピアニストの原摩利彦 によるパフォーマンスが披露される。音楽は特定のジャンルにとどまらず、BOTTEGA VENETAにとって言語を超越するユニバーサルなアート形態としてなくてはならない存在というのがよく伝わる。また、ライヴパフォーマンス以外の時間も会場内では、大沢伸一と原摩利彦がそれぞれ今回のイベントのために制作した音楽を楽しめる。

BOTTEGA VENETAの2022年ウィンターコレクションのストーリーと、クリエイティブディレクターであるマチュー・ブレイジーが描くビジョンのコアとなる「quiet power(静かなる力)」の概念。それを具現化するように、今回のイベントもユニークなものが普遍的なものになり得るという可能性を力強く示すイベントとなっていた。

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COURTESY OF BOTTEGA VENETA

さらに、表参道フラッグシップではオープン1周年を記念し、アイコニックな新作バッグたちの先行販売も行われるとのことなので、〈The Square Tokyo〉へ来場予定の方は併せてチェックをしてみて欲しい。


CREDITS

Text Sota Nagashima
Photographer Ryutaro Izaki

INFORMATION

「The Square Tokyo」
会期:7月1日〜7月10日
会場:東京都渋谷区神宮前5-11-1
特設予約サイト

表参道フラッグシップ
住所:東京都渋谷区神宮前 5-1-5
営業時間:12:00~20:00
TEL:03-5962-7630