MIRRRORについて知っておくべき10のこと

2018年に東京で結成され、その翌年にはFUJI ROCK FESTIVALに出演した注目のヒップホップ・ユニット〈MIRRROR〉。アメリカ西海岸で育ったMeiとTakumiが東京で出会ったときのこと、音楽のインスピレーション、そして二人の強い信頼関係についてを語ってもらった。

by MAKOTO KIKUCHI
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22 May 2020, 9:17am

2018年に東京で結成されたヒップホップ・ユニットのMIRRROR。「耳がうれしい」、MeiとTakumiのふたり組みによって作り出されるMIRRRORサウンドにはそんな言葉がしっくりくる。彼らの楽曲は瞬く間に業界中の話題を呼んだ。結成からわずか一年足らずでFUJI ROCK FESTIVALに出演を果たしたことからもその注目度がうかがえる。

アメリカ西海岸で育ったふたりがはじめて出会ったのは、意外にも渋谷にあるナイトクラブ〈ヴィジョン〉だったと言う。そこからすぐに意気投合し、ユニットを結成した。Takumiは二人の友情について「reflection(反射)」だと説明する。そんなピッタリと息の合うふたりは現在、Meiがアメリカ、Takumiは日本と拠点を別にして活動している。国境すらも軽やかに飛び越えて活躍しているMIRRRORについて、知っておくべき10のこと。

1:はじめて出会った場所は渋谷の〈ヴィジョン〉だった

Mei「共通の友達がいたのでお互いの存在は知ってたけど会ったことはなかった。Takumiから声かけられたとき、メイは1人で飲んでて、突然すごい元気でフレンドリーな人が現れてびっくりした(笑)」Takumi「当時ふたりとも少し辛い時期だったというのもあって、初めて会ったはずなのに『懐かしい笑顔をしているな』とMeiを見て思いました」

2:二カ国拠点の秘訣は密なコミュニケーション

Mei「出来るだけ毎日連絡とるし、割と頻繁に何時間も電話してる。ユニットである以前に私達は親友同士。だからクリエイションにおいても、ふたりの友情のベースをキープするのがいちばん大事」Takumi「ボイスメモを送り合ったり、ビートを送ったりしています。日常的なふたりの会話から歌詞が生まれることが多いので、常に連絡はとっています」

3:お互いの人生相談から歌詞が生まれる

Mei「曲づくりのプロセスはいろいろだけど、先にどんな音がいいかを話し合って、Takumiがビートをつくって、またふたりで話しながら歌詞を書く。いつも2人がリアルタイムで体験してることについて歌詞を書くのが好きなので、お互いの人生相談から曲ができることも多い」

4:R&Bはふたりの音楽の原点

Mei「自分のベースはR&Bかな。特に90年後半〜00代。音楽好きになったきっかけは子供の時MTVでR&BやラップのMV見ることだった。女性ボーカルのR&Bで育った」Takumi「ジャズと1970年代のR&Bと2000年代初頭のR&B/ヒップホップと高校生の時に流行ってたインディーロックが自分の原点」

5:2019年 FUJI ROCK FESTIVALに初出演

Mei「友達や家族みんな喜んでくれたけど何よりも私たち2人の反応が心に残ってる。フジロックはその年の始めからいちばんの目標だった。まだEPもリリースしてなかったのにそんな夢を持って、それが実際に叶った時の気持ちは忘れられない。出演が決まったとき、メイはLAにいたけどすぐ電話で話して、2人でヤバーって(笑)」Takumi「まわりのリアクションで結構多かったのは『えー、凄くない?? もうフジロック?』ふたりで音楽をつくり始めてからそんなに時間も経ってなかったから」

6:尊敬し合える唯一無二の親友同士

Mei「Takumiの尊敬できるところは、思いやりと理解力。なんでもはっきり物事が見えるところ。それから自分に対しての自信。頭の回転が早い。何があってもそばにいること。彼に大事なことについての情熱さは無敵。あと普通にビートのセンス」Takumi「人間としてもアーティストとしても、Meiのこだわりや意見がはっきり彼女の中で成り立ってる。彼女はぶれること無くて、それがちゃんと形として出来上がるまで諦めない」

7:最近よく聞く音楽3選

Mei「パク・ハイジンの『Like this』、〈serpentwithfeet〉の『Psychic』、オクタヴィアンの『Lightning (Ross from Friends Remix)』Takumi「ニック・ハキムの『QADIR』、イヴ・トゥモアの『Romanticist』、大貫妙子の『4AM』」

8:自粛期間中にハマったこと

Mei「最近スイッチでスマブラしてる。あとSNSもっと上手になりたいかな……?」Taumi「瞑想」

9:日本国外にもMIRRRORの存在を知ってもらいたい

Mei「MIRRRORとしての次なる目標はアメリカで活動し始めること。これは最初から私達の目標だったのでこれから徐々にそれに向かって動きたい」Takumi「次の目標はもっとアメリカや他の国に自分達の存在を知ってもらって、ファンを増やすこと。それでいずれ、また一緒の都市で暮らして音楽を作る」

10:6月に2nd EP『POLARIZE』のミュージックビデオが公開

Mei「2月に2nd EPの『POLARIZE』をリリースしたのですが、新しい試みとしてEPの全曲を合わせたひとつのショートフィルムを制作しました。東京とLAで撮影し、楽曲をストーリーとして表現しています」


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