ジバンシィ新クリエイティブ・ディレクターにマシュー・M・ウィリアムズが就任
ジバンシィが、2020年6月16日づけで新クリエイティブ・ディレクターにマシュー・M・ウィリアムズが就任することを発表した。

Photography Paolo Roversi
LVMH社傘下であるジバンシィが、4月に退任したクレア・ワイト・ケラーの後任として、1017 Alyx 9SMを率いるマシュー・M・ウィリアムズをアーティスティック・ディレクターに任命したことを発表したのだ。これによって、現在34歳のマシューは、伝統あるパリのメゾンのメンズとウィメンズ両方のコレクションのクリエイティブ責任を担うこととなる。
コンテンポラリーカルチャー、積極的な変化、長く受け入れられるデザインをモットーとした1017 Alyx 9SMは、Z世代とミレニアル世代のカルト的ファンに支えられ、成長してきた。そのような最先端のモダニティを有するデザイナーを、高度にコード化されたメゾンの〈顔〉であるデザイナーに任命することは、現代においての勝利の方程式であることが証明されている。
「世界が前例のない時代に直面する今、私はポジティブな変化に貢献できるよう、仲間たちと共に希望のメッセージを送りたいと思います」とマシューは就任について語っている。
パンデミックの影響で世界中のサプライチェーンや店舗が閉鎖されるなど、現在、ファッション業界も不安定さを隠せない。けれど、本日パリからもたらされたニュースは、その未来が明るい未来だと信じさせるものだった。
マシュー・ M・ウィリアムズ率いるジバンシィのファーストコレクションは10月にパリで発表される予定。
This article originally appeared on i-D UK.