Photo by Ron Galella/Ron Galella Collection via Getty Images.

メアリー・J. ブライジのアイコニックなルック7選

ワンカラーコーデからFENDIのアイテム、トレードマークのサングラスまで、〈ヒップホップソウルの女王〉を象徴する7つのルックをプレイバック。

by Zoë Kendall; translated by Nozomi Otaki
|
10 February 2021, 8:16am

Photo by Ron Galella/Ron Galella Collection via Getty Images.

誰もが認めるヒップホップソウルの女王、メアリー・J. ブライジ。1989年にバックコーラスとしてアップタウン・レコード社と契約後、女優としても活躍するこのR&Bシンガーは、音楽と映画の両ジャンルで伝説的なキャリアを築いてきた。ソウルフルな歌声とストーリー性のあるユニークな歌詞で、90年代にR&Bアーティストとしてブレイクを果たすと同時に、ヒップホップのエッジを加えることでR&Bというジャンルを再定義した。

 『What’s the 411?』や『My Life』などのマルチプラチナアルバム、9回のグラミー受賞、12回のビルボード・ミュージック・アワード受賞、4回のアメリカン・ミュージック・アワード受賞など、ミュージシャンとして目覚ましい活躍を続けるかたわら、女優としても高い評価を獲得し、2017年の『マッドバウンド 哀しき友情』ではアカデミー賞とゴールデングローブ賞にノミネートされた。彼女を褒め称える言葉は枚挙にいとまがないが、さらにこの歌姫はファッション/スタイル・アイコンでもある。トレードマークのサングラスにニーハイブーツなどの個性的なアイテムを組み合わせたルックで、1990〜2000年代の音楽シーンで頭角を現していく。そんなメアリーの50歳の誕生日を祝して、アイコニックなルックを通して彼女の輝かしいキャリアを振り返る。

mary-j-blige-best-outfits-fashion-style
Photo by Ron Galella/Ron Galella Collection via Getty Images.

1995年 アメリカン・ミュージック・アワード授賞式

ブロンクスに生まれ、サバンナとヨンカーズで育ったメアリーが初めてバックコーラスとしてレコード会社と契約したのは18歳のときのこと。契約から3年目の1992年、彼女はプロデューサーのショーン・コムズ(a.k.a. パフ・ダフィ)とソロデビューアルバムの制作に取りかかる。この『What’s the 411?』はトリプルプラチナを達成し、彼女は批評家からの評価においても商業的にも、90年代を代表するR&Bアーティストとしての地位を確立した。大成功を収めたデビュー作以外に続き、1994年には第二作『My Life』をリリース。彼女の最高傑作と名高い本作は、ローリングストーン誌とタイムズ紙の〈歴代最高のアルバム(Greatest Albums of All Time)〉に選ばれた。この『My Life』によって、R&Bにヒップホップのエッジとストーリー性のあるユニークな歌詞を加えるというメアリーの唯一無二のアプローチは確固たるものになる。本作のリリースから数ヶ月後、アメリカン・ミュージック・アワード授賞式に出席したメアリーは、オーバーサイズのコットンスーツ、キャスケット、シルバーのスニーカーというオールホワイトのルックで登場した。



.

mary-j-blige-best-outfits-fashion-style
Photo by David Corio/Redferns.

1995年 ニューヨークでのパフォーマンス

今の私たちが知る〈ロゴマニア〉の期限は1980年代後半から1990年代はじめにかけてのヒップホップシーンにさかのぼる。R&Bシーンで最もスタイリッシュな女性として、メアリーもこのトレンドを取り入れた。マディソン・スクエア・ガーデンのライブに、彼女はFENDIのシグネチャーアイテムであるストライプのファージャケットとロゴが全面にあしらわれたジーンズという全身FENDIのルックで登場。大のFENDI好きとして知られる彼女は、3rdアルバム『Share My World』のジャケットでも同ブランドのサングラスをかけており、現在もレッドカーペットでFENDIのロゴ入りアイテムを着用し続けている。

 

mary-j-blige-best-outfits-fashion-style
Photo by Ron Galella/Ron Galella Collection via Getty Images.

1995年 ビルボード・ミュージック・アワード

 『My Life』がビルボード・ミュージック・アワードの最優秀ヒップホップ/R&Bアルバムに輝いたとき、授賞式に出席したメアリーのコーディネートは、史上最もアイコニックなルックとして今日まで語り継がれている。全身を覆うラテックススーツにGUCCIのアンクルブーツ、そしてもちろんFENDIのトートだ。ゴシック・グラム・ファッションのファンである彼女は、1999年のビルボード・ミュージック・アワード授賞式にも似たような全身レザースーツで登場した。

mary-j-blige-best-outfits-fashion-style
Photo by SGranitz/WireImage.

1996年 グラミー授賞式

 サングラスを使ったコーディネートに関しては、メアリーの右に出る者はいない。レッドカーペットでも、マディソン・スクエア・ガーデンでも、アルバムのジャケットでも、メアリーは彼女の代名詞ともいえるサングラスをかけている。グラミーでMETHOD MANとともに最優秀ラップ・パフォーマンス賞を受賞した彼女は、全身レオパード柄のルックに、メリージェーンパンプスとレザーグローブ、レトロなラウンドサングラスを組み合わせた。ちなみにメアリーは2010年に自身のサングラスラインを発表している。

mary-j-blige-best-outfits-fashion-style
Photo by Ron Galella/Ron Galella Collection via Getty Images.

1996年 ソウル・トレイン・アワード

 コーディネートのクイーン、メアリー。ステージからレッドカーペットまで、オレンジのベルベットや真っ赤なレザー、星柄のダークウォッシュデニム、ピンクのスパンコールなど、ワンカラーで統一したルックにアクセサリーを組み合わせた姿を度々キャッチされている。1996年のソウル・トレイン・アワードには、レザージャケットからタートルネックまで全身ラベンダーのルックで登場。もちろん、トレードマークのサングラスもライラックカラーだ。

mary-j-blige-best-outfits-fashion-style
Photo by Ron Galella/Ron Galella Collection via Getty Images.

2000年 グラミー賞プレパーティー

 これぞまさに2000年代を象徴するルック。グラミー賞プレパーティーに出席したメアリーのこのスタイルは、カラフルなファーコートからメタリックなクロップトップ、GUCCIのミニバッグ、大ぶりのフープイヤリング、色鮮やかなレザーパンプスまで、世紀の変わり目のトレンドをすべて網羅している

mary-j-blige-best-outfits-fashion-style
Photo by Scott Harrison/Getty Images.

2001年 BETアワード


2001年、初開催となるBETアワードでベスト・フィメール・ヒップホップ・アーティストに輝いたメアリー。以来、彼女は同賞に18回ノミネートされ、そのうち5回受賞を果たしている。この記念すべき第1回BETアワードで、彼女はいかにも2000年代初期らしいダメージデニムドレスに、スエードのベルト、メタルメッシュのチョーカーを組み合わせた。

Tagged:
Music
style
7 Iconic Outfits