Palaceが新しいコレクションを発表

スケーターブランドPalaceが最新のルックを公開。撮影はアリ・ヴェルスルイスが担当した。

by Ben Reardon
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26 October 2017, 6:40am

創立以来、イタリア料理店<Ciao Bella>をランチの拠点にしていたPalaceチームが、彼ららしい最新コレクションを発表した。

ゴッドファーザーのバイブスに従い、ストリップクラブ<Bada Bing>でテキーラを浴びたり、米ドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』の食事会でのパスタや赤ワイン、キューバの葉巻とともに登場しそうなPalaceの最新コレクションにはピンストライプスーツやダウンジャケット、カナディアンタキシード、シグネチャー・シェルスーツがフィーチャーされている。

スタイルに忠実なPalaceボーイは、スケートパークやディナーのためにビーニーをかぶり"GETTING HIGHER"のロゴ入りTシャツを着る。ブランドの成功は少なからず、彼らの知性や品位、そして強烈なパーソナリティーに隠されているのだろう。戦略家にして暴君、多くの資産を有する銀行員で、多額の賄賂をもらう小悪党。これらの要素が集約することで、世の男たちが一緒にパブに出かけて夜遊びしたいと思うPlaceボーイが形成されるのだ。そして私たちは、彼らとツルむために、彼らのような装いをし彼らのような男を目指す。Palaceはあらゆるサブカルチャーやドレスコードを参照し、彼らなりの遊び心を加えてコンテンポラリーに落とし込んでいる。

そして今回、そのコレクションストーリーは2章にわけられているようだ。今にも登山に出かけそうなルックがある一方で、ロンドンのメイフェアにある会員制バーに出かけるようなベルベットや千鳥格子のスーツ、チェルシーブーツが登場した。そのデザインには90年代中頃の酒飲みやロンドン郊外の人が着ていたようなフリースから、80年代のニットのポロシャツやタートルネックやポップアートのグラフィックTシャツなど、80年代と90年代が混じりあっている。さらに、Palaceのロゴが付いたAvirexのレザーボンバージャケットは80年代に活躍したミュージシャンのマットとルークのゴス兄弟にとてもよく似合うはずだ。

今季のルックを手がけたアリ・ヴェルスルイスは、Exactitudesプロジェクトで有名な写真家だ。集団を撮影し、それを連続性のあるグリッド上に編集する。老人から銀行員、パンクキッズ、スケーター、警備員、そしてスキンヘッドまで、それぞれがいかに個性を出そうと試みようともコミュニティが持つその特有の装いが個人から集団へ形成することを示している。ありがとう、Palace。Palaceを着ることで、集団に馴染むことも、目立つこともできる。Palaceを身につければ、きっとすぐに周りのみんなが真似したくなるだろう。ルック写真のモデルは全員ロンドン出身。彼らがロンドンの若者のドレスコードを教えてくれるだろう。パーティが始まると同時に、その熱狂を感じることができるはず。

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