ALLSAINTSのメキシコシティ・キャンペーン:「I ♥ México City」

イギリスのファッションブランドALLSAINTSが、最新のグローバルクリエイティブキャンペーンをローンチした。

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26 maj 2017, 9:15am

ALLSAINTSがグローバルのクリエイティブ・プロジェクトの一環として行なっている、毎シーズン世界各地にフォーカスしたキャンペーンに、今回はメキシコの首都メキシコシティが選ばれた。「I ♥ México City」と題したショートフィルムと写真を制作し、現地の人々やメキシカンスピリットを取り上げるとともに、スタイルやアイデンティティ、また彼らを取り巻く環境の中で、ひと味違ったブランドの世界観を表現している。

クリエイティブディレクターのウィル・ビードル曰く『今年3月、1週間以上にわたり、我々はメキシカンスピリッツの多様性と、ALLSAINTSの価値とアティチュードを表現できる人々を求め、メキシコシティを探求することに決めた。自宅やストリート、街のいたるところで撮影し、すぐに巨大なインスタレーションで披露したんだ。そしたら、瞬く間に協力してくれた人々のために我々が開いたパーティーに様変わりした。「I ♥ México City」の撮影に費やした1週間は、メキシコシティのようにカオスで予測不可能で、ファッションウィークよりも刺激的だった」

また、キャストメンバーの1人でアーティストのスカーレットは「昔、私は本物のアートコミュニティを求めてブルックリンに住んでいた。でも、どこを見渡してもチェーン店のカフェばかりで、家賃を払うのに精いっぱいな暮らししかできなかった。ある夏、友人や家族に会うためにメキシコシティに戻ってきたとき、衝撃を受けたの。70-80年代のマンハッタンのダウンタウンの現代版であり、今や皆が崇拝する伝説のシーンだと実感したんです。物価も安く、働いて生活をする場所があって、本物のコミュニティが街中に存在しているの。混沌としていてエッジーで、スピリットを持っている。こんな場所は世界のどこを探してもほかにない」と、インスピレーションに掻き立てられた理由について述べている。

ラテン・アメリカのファッションスタイルを踏襲し、モデルたちはウエスタンジャケットを彷彿とさせるフリンジの編み込みが配されたレザージャケットなどを着用しているほか、無数のコンチョを側章部分に散りばめたパンツには唐草模様のバックルをあしらったベルトを合わせている。モノクロで撮り下ろされた写真からは、陽気なノリの中にも、どこか陰のある今のメキシコの空気感が伝わってくる。

今回のキャンペーンに使用されるアイテムは日本国内店舗・ECサイトでも販売される。

I ♥ México City

Credits


Text Youji Kuze