2020年にフォローすべき、20人のヌード・フォトグラファー
Instagramの女性ヌードへの検閲を巧みにすり抜ける親密な写真で、退屈なTLを鮮やかに彩る20人のフォトグラファーを紹介。

Photography Lin Zhipeng
生産性が吸い取られていくばかりのInstagramに唯一の美点があるとしたら、それはすばらしいイメージを見つけられることだろう。2020年はミームやジョークを集めたアカウントのフォローは外し(そもそも面白いミームならTwitterのほうが多い)、初心に立ち返ってInstagramを楽しもう。すばらしい才能をもったフォトグラファーたちが、独創的なイメージであなたのタイムラインを彩ってくれる。
ソラヤ・ザーマン
ソラヤ・ザーマンはオーストラリア出身のフォトグラファー。〈American Boys Project〉では、トランスジェンダーのアイデンティティや経験をとらえた写真を通して、私たちの知らないトランスマスキュリン・コミュニティの姿をみせてくれる。
ロッテ・ヴァン・ラールテ
オランダ人フォトグラファー、ロッテ・ヴァン・ラールテの最新シリーズ〈BODY〉は、女性の身体の美しさを問い直す。
アレクサンドラ・リーズ
有名シリーズ〈Boys of China〉から最新の写真集『Yumi and the Moon』まで、アレクサンドラ・リーズの作品は、アイデンティティやこの世界における居場所を考察する。
ソフィ・ハリス・テイラー
出産の神秘から、〈Epidermis〉でとらえたようなリアルな皮膚疾患まで、ソフィの作品はありのままの姿を祝福する。
キャスパー・ケント
キャスパーの作品は、主にプライベートな場所で撮影される。モノグラフ『Sakura Lust』では、日本各地のラブホテルや旅館を訪れる利用客の姿をとらえた。
マリー・トマノヴァ
チェコ出身のフォトグラファー、マリー・トマノヴァは、むき出しのNYをレンズに収める。
リン・チーペン
パワフルで強烈、そして挑発的な写真を発表するリン・チーペン(aka No.223)。今すぐフォローするべき、最高にエキサイティングで魅力的なフォトグラファーだ。
ポール・ムパギ・セプヤ
ポールは他者のポートレートに自分が写り込むという方法で、ポートレート/セルフポートレートの垣根を超える。鏡などを使い、被写体と撮影者が絡み合う。
ハーリー・ウィアー
人間の身体をここまで壮麗なものとしてとらえられるのは、ハーリー以外にいない。
シェン・ウェイ
上海で生まれ育ち、現在はNYを拠点とするシェン・ウェイは、自らが服を脱いで被写体となる。雄大な背景のなかに漂う親密さが特徴だ。
ユムナ・アル=アラシ
イエメン系米国人のフォトグラファー/アーティストであるユムナは、その作品で自由、セクシュアリティ、フェミニニティを探求する。
オティリー・ランドマーク
デンマーク出身でセントラル・セント・マーチンズを卒業したオティリーは、シネイド・オドワイヤーの身体醜形障害に言及した魅惑的な衣服を撮影した。
マリア・クララ・マクリ
イタリア人フォトグラファー、マリア・クララ・マクリのInstagramは、親密な瞬間をとらえた写真で溢れている。
デニース・アリアナ・ペレス
カリブで生まれ、コペンハーゲンを拠点とするフォトグラファー。マスキュリニティ、自然、家族とコミュニティなどといったテーマに取り組んでいる最近の作品は、胸が痛むほどに美しい。
ポール・コイカー
極端かつパワフルな身体を被写体とする、どこか滑稽なファッションシュートが特徴。
ニムロッド・メンドーサ
トロントを拠点として活動するニムロッドは、ポートレート専門のフォトグラファー。個人的なストーリーを語ることにフォーカスしている。
カミーユ・ヴィヴィエ
カミーユ・ヴィヴィエがとらえる女性の姿形は、唯一無二だ。
デイジー・ウォーカー
ファッション業界における男女差別と闘う、草の根運動組織〈Women in Fashion〉の創始者であるデイジー・ウォーカーは、フォトグラファーとしても、自らの作品で変化を生み出すべく活動している。
ゾエ・ナターレ・マネッラ
ゾエは、プライバシーの概念を完全に消し去ってしまうようなイメージを生み出すフォトグラファーだ。
アラスデア・マクレラン
彼こそキング!
This article originally appeared on i-D UK.
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