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新作を含む約40点が集結 五木田智央の個展「PEEKABOO」が東京オペラシティで開催

2018年4月18日(土)から画家の五木田智央による個展が東京オペラシティ アートギャラリーで開催。画家の原点から初披露となる新作までが一堂に会する。

by SHIHO NAKAMURA
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13 April 2018, 9:00am

五木田智央は1969年生まれ。1990年代よりカルチャーシーンにおいて支持を得ている画家だ。彼の経歴はイラストレーションから出発し、60〜70年代のアメリカのサブカルチャーにインスピレーションを得た作品を発表してきた。画家の特徴ともいえるモノクロのペインティングは、巧妙に構築されたコラージュのようにも見え、それでいてすごく生っぽい。絵のなかに描かれた人物や生きものは、ときにデフォルメされ、顔は塗りつぶされ、匿名性がもつ狂暴さをもはらんでいる。だが同時に、計算されたグラデーションや陰影が生み出すクールでファッショナブルな魅力もあわせもっている。具象と抽象を行き来する絵のなかには、ユーモア、違和感、哀愁、皮肉など、さまざまな感情や感覚が濃密に詰まっているのだ。

2018年4月14日(土)から東京オペラシティ アートギャラリーでスタートする「PEEKABOO」展は、大規模なインスタレーションを含めた約40点の作品で構成され、見応えのある展示となっている。しかも展示物のほぼ半数は新作となる。ちなみに、大のプロレスと音楽ファンとしても知られる五木田だが、本展では、レコードジャケットのフォーマットにプロレスラーを描いたシリーズも必見だ。

展覧会のタイトル、PEEKABOO(=いないいないばあ)のとおり、驚いてクスリと笑って、子どものいたずらのような、はたまた大人の戯れのような、そんな五木田の魅力がたっぷりと味わえる空間が広がっている。

Left : Old Portrait, 2016 Acrylic gouache on canvas Yusaku Maezawa Collection ©Tomoo Gokita Courtesy of Taka Ishii Gallery photo: Kenji Takahashi. Right : Plant like a Spirit Ghost, 2017 Acrylic gouache on canvas Collection of Mr.Yuichi Kawasaki ©Tomoo Gokita Courtesy of Taka Ishii Gallery photo: Kenji Takahashi.


五木田智央 「PEEKABOO」
会期:2018年4月14日(土)〜6月24日(日) 11:00〜19:00(金土は11:00〜20:00、月休)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー [3Fギャラリー1, 2] 東京都新宿区西新宿3-20-2