今年はゲームの秋!これからの季節にプレイしたいゲーム11選

『ポケモン』シリーズ人気作から、精霊の世界をめぐるアクションアドベンチャーまで。年末に向けてプレイしたいゲームを、i-Dが厳選してご紹介。

by Alim Kheraj
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29 September 2021, 5:42am

Images via Nintendo/Bandai Namco/Ember Lab

今のところ、2021年は特にビデオゲームが豊作というわけではない。昨年末には新世代の家庭用ゲーム機が発売されたが、それ以降大ヒット作はほとんど出ていない。ロックダウンのお供の定番『あつまれ どうぶつの森』ほど時代の文化特性を捉えた作品もなければ、『The Last of Us Part II』ほど賛否両論を巻き起こした作品もなかった。

 もちろん、『Returnal』や『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』、『バイオハザード ヴィレッジ』、宇宙船SSVノルマンディのチームが4Kで帰ってきた『Mass Effect: Legendary Edition』など、傑作もあるにはある。しかし、他の業界と同様、ゲーム業界もパンデミックによって大きな打撃を受け、デベロッパー、パブリッシャー、スタジオは数多くの新作のリリースを見送らざるをえなくなった。

 しかし、2021年はまだこれからだ。クリスマスが近づくなか、どちらかといえばパッとしない1年を一変させてくれるかもしれない数々のゲームが発売を控えている。今年中にプレイするべきゲームを厳選して紹介する。

1. 『Tales of ARISE テイルズ オブ アライズ』

プラットフォーム:PC、PS4/PS5、Xbox One、Xbox Series S/X

発売日:2021年9月10日

 26年前に発売された『テイルズ オブ』シリーズ最新作。このアクションRPGの主人公は、記憶と痛覚を失った鉄仮面の奴隷アルフェン。彼は全員が奴隷となった世界を救う鍵を握っている。ゲームの主軸となるのは、アルフェンの民族を奴隷化した民族のひとり、シオンとの関係で、ふたりは力を合わせて悪に立ち向かう。ストーリー自体はごく普通の日本のRPGの域を出ないが、先住民に対する植民地主義の暴力がもたらす影響など、核心を突くテーマにも触れている。戦闘シーンも存分に楽しめる、ヒット間違いなしの良作だ。

2. 『DEATHLOOP』

プラットフォーム:PC、PS5

発売日:2021年9月14日

『ウルフェンシュタイン』や『バイオショック2』で知られるArkane Studiosのブレインが集結した『DEATHLOOP』は、レビューを参照するならば、すでに今年の最高傑作と名高い1本。無限のタイムループにとらわれた島を舞台に、プレイヤーはコルト・ヴァーンという暗殺者に扮し、島と彼自身を解放するために、ループをつかさどる8人のターゲットを倒さなければならない。そんな彼の行く手に立ちはだかるのが、あらゆる手を使ってコルトを仕留めようとするジュリアナだ。

『ソウル』シリーズと同様、マルチプレイで他のプレイヤーがジュリアナを操ることもできる。繰り返されるループは、メトロイドヴァニア(※探索型アクションアドベンチャーゲームの総称)とローグライクゲーム(プレイするごとにマップが自動生成されるゲームの総称)の革新的なハイブリッドといえるだろう。

3. 『Kena: Bridge of Spirits』

プラットフォーム:PC、PS4/PS5

発売日:2021年9月21日

クリアするまでに何十時間もかかるのがいいゲームとは限らない。ありがたいことにインディデベロッパーのEmber Labも同じ意見らしく、本作『Kena: Bridge of Spirits』のプレイ時間はおよそ10時間ほど。プレイヤーはスピリットガイドのケーナとして、死者をあの世へ導く手助けをする。

物語の詳細はまだ明らかになっていないが、ピクサーを彷彿とさせるアニメーションと、ロット(Rot)と呼ばれるかわいらしい真っ黒なモコモコとした生物(どうやら物質の分解を担っているらしい)から判断するに、煩わしい日常から現実逃避できるキュートな作品のようだ。

4. 『Alan Wake リマスター版』

プラットフォーム:PC、PS4/PS5、Xbox One、Xbox Series S/X

発売日:2021年10月5日

Xbox 360全盛期の名作が、一新されたヴィジュアルと現代的なオプションとともに帰ってくる。デヴィッド・リンチ作品の影響を色濃く受けたこのアクションスリラーで、プレイヤーが操るのは作家のアラン・ウェイク。妻の失踪について調査するうちに、自身が執筆していた小説の中の出来事が現実に起こりはじめ、彼は正常な判断を失っていく。

5. 『Far Cry 6 ファークライ6』

プラットフォーム:PC、PS4/PS5、Xbox One、Xbox Series S/X、Google Stadia

発売日:2021年10月7日

架空のカリブ海の島ヤーラ島を舞台に、プレイヤーはゲリラ兵のダニー・ロハスとして独裁者のアントン・カスティロ(別名”大統領”)を打倒するべく奮闘する。初期のプレビューを見る限りでは、これまで繰り返されてきた『ファークライ』の型を大きく逸脱することはないように思われたが、敵の注意を逸らしてくれるダックスフンド のチョリソーや一風変わった見た目の武器など、魅力的な工夫や新キャラクターも満載だ。

6. 『メトロイド ドレッド』

プラットフォーム:Nintendo Switch

発売日:2021年10月8日

製作期間15年。20年近くの時を経て、ようやく2D・横スクロールの『メトロイド』シリーズ最新作が登場した。プロデューサーの坂本賀勇によれば、本作はシリーズの主軸となる物語を締めくくる作品で、主人公サムス・アランの運命が明らかになるという。今回はステルス要素も加わり、2017年の『メトロイド サムスリターンズ』で最初に取り入れられたアクションだけでなく、敵と思しき存在を避けなければならない。

7. 『Forza Horizon 5』

プラットフォーム:PC、Xbox One、Xbox Series S/X

発売日:2021年11月5日

長らく独占タイトルの大作を待ち望んでいたXboxのプレイヤーのために、満を持して発表されたのが、この『Forza Horizon 5』だ。公開されたプレイ映像を見る限り、このレースゲームは実に完成度が高く、デベロッパーのPlayground Gamesも、〈Horizon Story〉と銘打った大々的なキャンペーンなどを通して、過去作を超える仕上がりを約束している。レース以外の要素も大いに期待できる作品だ。

8. 『The Elder Scrolls V: Skyrim Anniversary Edition』

プラットフォーム:PC、PS4/PS5, Xbox One、Xbox Series S/X

発売日:2021年11月11日

今年10周年を迎える『スカイリム』。トッド・ハワードとBethesda Softworksが新版を発売しない手はない。この10周年記念エディションは、基本的には2016年のスペシャルエディションと同じで、PS5やXbox Series S/Xのハードウェアを活かした〈次世代〉の特性もいくつか加わる(ロード時間やフレームレートの改善、レイトレーシングなどが期待できそうだ)。もう10回以上プレイしたという人もいるかもしれないが、果たしてそれで本当に『スカイリム』をクリアしたといえるのだろうか……?

9. 『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』

プラットフォーム:Nintendo Switch

発売日:2021年11月19日

2022年発売の『Pokémon LEGENDS アルセウス』に向けて期待が高まるなか、ゲームフリークのチームはNintendo DSの名作『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』のリメイクを発表した。シンオウ地方の再登場や、グラフィックとアニメーションの向上、キャラクターのカスタマイズ、オリジナル版の〈ちかつうろ〉を進化させた地下大洞窟など、新たな要素がいくつも加わった。

10. 『Halo Infinite』

プラットフォーム:PC、Xbox One、Xbox Series S/X

発売日:2021年12月8日

評判が芳しくなかったプレイ動画の公開後、リリースが1年後ろ倒しになった『Halo』シリーズ最新作が、ようやく発売される。いくつかのマイナーチェンジを経た今なら、きっとヒット作になるはずだ。デベロッパーの343 Studiosは、無料のマルチプレイ機能をはじめ、未来的なかぎ縄や新たな武器、そしてシリーズ通しての主人公マスターチーフにフィーチャーしたスリリングなセミオープンワールドなど、さまざまな新要素やゲームプレイ機能を取り入れた。

11. 『サイバーパンク2077』『ウィッチャー3 ワイルドハント』次世代版

プラットフォーム:PC、PS5、Xbox Series S/X

発売日:未定

両作ともにすでに現世代機とPC版が発売されており、『サイバーパンク2077』についてはさまざまな不安要素があるのは確かだが、それも(一応)年内を予定している次世代版へのアップグレードで変わるはずだ。それが噂されている削除コンテンツの埋め合わせになるのかはまだわからないが、きっとビジュアルもパワーアップし、なめらかなゲームプレイが楽しめることだろう。

もし本作をめぐるゴタゴタが解決しないままなら、いつでも『ウィッチャー』の世界に戻ってこればいい。こちらもフレームレートとロード時間、グラフィックをアップグレードした次世代版がリリース予定だ。どちらも現世代機やPC版を購入済みの場合は無料でアップグレードできる(※日本国内は有償)。

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