Photography Dexter Navy

A.CHALがペルーのストリートキッズからなるギャング集団にインスパイアされたMV「Cuánto」を公開

新しい社会に適応しようと奮闘する移民たちのメッセージをデクスター・ネイビーがメキシコでドキュメンタリー風に撮影した。

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09 April 2018, 7:56am

Photography Dexter Navy

「GAZI(第一、第二世代の移民)は目には見えない世界なんだ」とA.CHALはニュー・シングル「Cuánto」のMVで説明している。「あらゆる物質や語り合う人々、名声、それらのすべてが消えても、GAZIはそこにあり続ける。目を閉じて、心で感じるんだ。GAZIがなくなることはない。GAZIは愛なんだよ」

LAを拠点に活動する、ペルー出身のプロデューサーA.CHALことアレハンドロ・サラザールは、2016年に発表したデビュー作のミックステープ「Welcome To GAZI」以来、GAZIについて何度も言及している。「ビジュアル面は、GAZIが意味するものにインスピレーションを得たものでなければならない。つまり、新たな規範の中で新しい社会に適応しようと奮闘する、第一、第二世代の移民について」と彼はメールで教えてくれた。「僕らはピラニャティアス(Pirañatias)と呼ばれるペルーの若者の盗賊グループと、金魚を食べるピラニアたちに着想を得ている。それらが象徴しているのは、周囲のあらゆる人から見下されていようと、どんな手段を用いてでも生き延びようとする敗者たちなんだ」

i-Dにも度々登場しているデクスター・ネイビー(Dexter Navy)によって撮影された、鋭い歯や悪魔の目を持ったストリート・キッズたちが登場するドキュメンタリー風のMVは、私たちを彼の歪んだ世界へといざなってくれる。「彼は仲のいい友人で、アーティストとして心から尊敬する人物でもある」とA.CHALはデクスターについて話す。「MVのビジョンが決まったら、その後は彼に任せて、彼らしさをメキシコで発揮してもらった。A$AP Nastや僕がビデオに登場しないのもクールだよね。GAZIのメッセージは僕らよりもはるかに偉大なもの。素晴らしいものが完成したよ」

This article originally appeared on i-D UK.