DEPTのオーナー、eriが作るマグカップ

製作に携わる人々、そのプロセスを想いながら作られた一型のマグカップには、大量消費とデジタルが全盛の時代だからこそ、丁寧に人と向き合うモノづくりの重要性が詰まっている。

by Yuuji Ozeki
|
05 December 2016, 7:49am

古着屋 DEPTのオーナーで、mother/VTOPIAデザイナーであるeriが、テーブルウェアブランド 「TOWA CERAMICS(トワセラミックス)」をローンチした。 洋服とは、全身全霊を傾けて作ったその先に誰かが喜んでくれる姿があって、その"作品"が誰かの生活の一部に成り得るということが、自分にとって意味のあることであるという信条のもと、彼女はデザイナー兼オーナーとして業界の第一線を走り続けている。

eri曰く「4年前、この仕事を始めて10年以上が経ち、お洋服とはまた違うもっともっと生活に溶け込める、そしてもっともっと多くの人と共有出来るものは何だろうかと考えた時に、それはもしかして焼き物なんじゃないか?と考えました。自分たちの手で真摯に向き合って生み出したものが、誰かの日々の食卓を生活を飾ることが出来たらそれはとても嬉しいことだなって、私がお洋服の仕事を志したときのようにストンと素直な気持ちでビジョンを描けたのです」

そんな想いから誕生した、ブランドの記念すべき第一弾として「LIPS MUG」がリリースされる。このマグカップは、eriが長崎県・波佐見町に工房を持つ原型師の野口勝朗氏のもとを訪れた際に、出されたコーヒーのマグカップの美しさに一目惚れ。これをリプロダクトさせて欲しいとオファーを送ったところから始まる。元々このマグカップは1984年にデザインされたもので、今回、野口氏が新たに原型を起こし、小振りだったオリジナルを350ccの大きめなサイズへと変更。表面は美しい人の肌の質感をイメージし、青み掛かった乳白色の釉薬を用いた。そのつるんとした質感と熟練の手で作られた唇のフォルムからは、驚きのフィット感と滑らかな口当たりを体感できる。この唇と唇を合わせるユーモラスな飲み方は、少しの違和感とユーモアを与えてくれることだろう。

もちろんオーナメントやペン立て、花器としても使えるデザインで、今の季節なら日々の食卓のアクセントにもギフトとしても重宝しそうだ。また、今回ブランドのローンチを記念した期間限定ブティックもオープンする。通常はオンラインのみでの展開予定のため、実物を手に取って見ることができる珍しいチャンスだ。

TOWA CERAMICS
ローンチ日:2016年12月17日(土)12:00~
※LIMITED BOUTIQUE・ONLINE SHOPにて同時発売
www.towaceramics.com
@towaceramics

TOWA CERAMICSLIMITED BOUTIQUE
会期:2016年12月17日(土)~12月25日(日)
会場:VACANT/GALLERY
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-13 1F
営業時間:12:00-20:00

Credits


Text Yuuji Ozeki

Tagged:
Fashion
Mother
VACANT
ERI
dept
lips mug
towa ceramics
vtopia