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Sofi TukkerのMV「Energia (Parte 2)」にドラァグクイーンのパブロ・ヴィタールが参加

ブラジルのクイーンとソフィー・タッカーが、トゥクトゥクでリスボンの街を駆け抜けるMVが公開。

by Maggie Lange; translated by Nozomi Otaki
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13 November 2018, 6:47am

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現代の地球における本物のアートは、すべて何気ないコメントから生まれる。中毒性のあるダンスポップデュオ、SOFI TUKKERのソフィー・ホーリー・ウェルドとタッカー・ハルペルンが、観光バスでトロントを通ったときのこと。ブルックリンを拠点にしているが、時折歌詞にポルトガル語を取り入れるふたりが、Instagramにアップテンポな「Energia」のオリジナルバージョンを投稿したところ、ブラジルのエネルギッシュなドラァグクイーン、パブロ・ヴィタールがコメントを残した。

「『このひと知ってる! 私たちが大好きなひとじゃん!』ってふたりで大騒ぎしました」。バスのなかで「Energia」のリミックス版を制作していたタッカーは、思いつきでパブロにメッセージを送った。「その夜、『リミックスに参加してくれませんか?』と訊いてみたんです」。ソフィーによると、その数日後、パブロから詞が送られてきたという。「彼女が最初に送ってくれた歌詞がすばらしくて、すぐに参加が決まりました」

3人によるエレクトロリミックス「Energia (Parte 2)」は、尽きることのないエネルギーを称える1曲。リスボンの日差しを感じさせると同時に、重低音が響きライトが揺らめくクラブにぴったりのトラックだ。互いの大ファンだったというSOFI TUKKERとパブロは、遠く離れた場所でそれぞれ楽曲を制作したあと、活気溢れる快晴のポルトガルで初めて顔を合わせた。今回公開されたミュージックビデオには、そんな3人の出会いが記録されている。優雅さと奇抜さを併せ持つパブロに、SOFI TUKKERの知的でポジティブなエネルギーが融合し、見事な化学反応が生まれた。映像中では、3人のダンスや街を駆け抜ける姿だけでなく、抱き合ったり身体を寄せ合う様子も映し出される。ソフィーによれば、トゥクトゥクに乗っている最中、彼らは何度も渋滞を起こしてしまったという。パブロに気づいてトゥクトゥクを止め、「車から降り、彼女にお礼だけいって車に戻る」ひとがあまりにも多かったためだ。

「Energia (Parte 2)」の撮影は、終始幸運に恵まれた。3人が撮影した日、ポルトガルの空には太陽も月も出ていた。「Energia」のポルトガル語の歌詞は、太陽と月の光が海面に反射する様子を描写しており、ソフィーは崖の上の景色を思い浮かべて書いたという。彼らがポルトガルで見つけた崖の真上には、太陽と昼間の月が浮かんでいた。「完璧なロケーションでした! 歌詞の壮大な雰囲気が、この崖にぴったりだったんです」とソフィーは説明する。もし曇っていたら月を合成しなければならず、何もかも台無しだった、とタッカーはいう。「人生最高の日でした。みんなと何度も顔を見合わせて『これって現実だよね?』って確認したくらい」とソフィー。「僕らはすごく幸運でした」とタッカーも同意した。

This article originally appeared on i-D US.

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