ゴリラズが30分のプレイリストをドロップ

30分のプレイリストには、エイブラやグライムス、ファティマ・アル・カディリなど、ゴリラズのギタリストお気に入りの「音楽を創り出す女性たち」が作ったサウンドが散りばめられている。

by Hannah Ongley
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05 January 2017, 9:46am

@watashiwanoodle

ゴリラズのギタリスト、ヌードルが予告もなしにドロップした「私Noodle!」は、ゴリラズのファンが切望し続けているニュー・アルバムの方向性を示唆しているのだろうか?出会い系サイト「OkCupid」を開設したかと思えば、自己紹介文には「Ready? 12:11 xx DA」とだけ書き、その後の更新もなく謎が深まるばかりのヌードルだったが、ここにきて約30分のミックスをSoundCloudにドロップした。「26歳、クィア、女性、シングル」という設定の架空キャラクター、ヌードルはどうやらこのところ男勝りの女性にインスパイアされているようで、このミックスにはi-Dでもおなじみのグライムスやエイブラ(Abra)、カリ・ウチス、ファティマ・アル・カディリらの音源が用いられている他、ミックスのクロージングにはシンセの巨匠デリア・ダービシャーがBBCのSFショー『ドクター・フー』のために作ったオリジナルのアレンジメントが用いられていたり、聴覚障害を持ったパーカッショニストのエヴェリン・グレニーのインタビュー音源などが織り込まれていたりと、実に興味深い作りとなっている。

「新しいサウンドとインスピレーションを探求する過程で、音楽の新たな領域を切り開く女性たちと出会った」とヌードルはゴリラズのSoundCloudページと個人のInstagramアカウントに書いている。「わたしを大きくインスパイアしてくれた彼女たちが、これを見てくれているみんなのこともインスパイアしてくれることを願うわ」

一見すれば、ヌードルがクリスマスや年末年始に聴いていた音楽をミックスしただけのミックスとも思えるこのプレイリストだが、ファンの中では「このミックスにフィーチャーされている女性たちがゴリラズの次作アルバムに起用されている」という憶測が生まれている。ゴリラズの次作には、デ・ラ・ソウルとスヌープ・ドッグが参加することが確認されているほか、カリ・ウチスは去る9月にゴリラズとスタジオ入りするところを目撃されている。グライムスとエイブラの魅惑的なボーカルと革新的プロダクション・スタイルは、きっとクールこのうえないこの新世紀カトゥーン・バンドが次に目論むプロジェクトに、エキサイティングな要素を与えてくれるにちがいない。

Credits


Text Hannah Ongley
Image via Instagram
Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.

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