分断されたアメリカの今を歌うラッパーたち

若きラッパーGucci Mane、Pusha T、そしてBJ The Chicago Kidの3人が、Commonの声がけで現代アメリカを歌う新たなアンセム『Black America Again』を発表。

by Isabelle Hellyer
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17 November 2016, 11:08am

今月初旬に自身11作目となるスタジオ・アルバム『Black America Again』をリリースしたラッパーCommon(コモン)だが、今日になってGucci Mane(グッチ・メイン)、Pusha T(プシャ・T)、BJ The Chicago Kid(BJ・ザ・シカゴ・キッド)らをフィーチャーした新たなバージョンのタイトルトラックを発表した。ジョージア州アトランタ出身のGucci Mane、ニューヨーク出身のPusha T、シカゴ出身のBJが、世界史上もっとも驚愕の結果となったアメリカ大統領選挙を受け、危機的状態にあるアメリカの現在を歌っている。

Instagramへの投稿の中で、Commonは3人に「#blackamericaagainにその才能と観点で寄与してくれた」と感謝の意を表している。曲中で、Gucci Maneは「白人に牛耳られた国で黒人として生きることは難しい(It's so hard to be a black man in a white man's country)」とラップで歌っている。そこへPushaが「進歩を遂げたはずなのに俺たちはいまだに標的に/ファーガソンのマイケル・ブラウン、ブルックリンのケストン・チャールズ、シャーロットのキース・スコットの事件を見てみろよ/CDを売り金を稼ぐ/トレイヴォンは生きてれば今ごろ大学を卒業したらと希望に胸を膨らませてる頃(All these years later, we still the target / Look at Ferguson, Brooklyn and Charlotte / Sellin' CDs, reachin' for wallets / Trayvon'd be in his last year of college)」と続ける。下のSoundcloudで、今日のアメリカを歌う3人のラッパーの言葉を聴いてほしい。

Credits


Text Isabelle Hellyer
Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.

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