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ウィノナ・ライダーの名場面トップ10

すっかり大人になったウィノナ・ライダー。 『シザーハンズ』『17歳のカルテ』など数々の出演作品のなかから、90年代を代表するアイコンの彼女が輝いた名場面ベスト10を紹介。

by Felicity Kinsella
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13 April 2016, 1:40pm

磁器のような白い肌、緑なす黒髪、そして一風変わった役柄で、ウィノナ・ライダーは難なく世界の人気者となり、まさに90年代のグランジを象徴するアイドルとなった。17歳の頃、映画『ビートルジュース』(1988)で"奇妙"でゴシック風のよそ者、リディア・ディーツを演じ、『シザーハンズ』(1990)ではふわふわブロンドのモテる女の子を演じて、後に婚約者となるジョニー・デップ演じる手がハサミ型の優しい男と恋に落ちた。さらに『17歳のカルテ』(1999)では、どこにでもいる境界性人格障害の一歩手前のティーンエイジャーを見事に演じきった。ここ数年間はめっきり影を潜めた彼女だったが、いよいよここに来て、Marc Jacobsビューティの顔として復活を果たした。『ビートルジュース』の続編への出演も決まり、ゴシップ好きが嬉々として飲む(ビートル)ジュースを次々と提供してくれている。彼女の初となるキャンペーン広告を記念して、出演作品のなかからウィノナが輝いている場面ベスト10を紹介。

1.『ビートルジュース』(1988)
悲しくて自滅的な、よそ者のゴシックガール、リディア・ディーツほど疲れた心を癒してくれる存在はいないはず。ラストには幸せになって母親、父親、そして幽霊の友人たちと仲良く暮らし、ハリー・ベラフォンテの「Jump in the Line」に合わせて階段の上まで浮かび、踊り出すの。

2.『ヘザース/ベロニカの熱い日』(1988)
クリスチャン・スレーター:さっきは学校を爆破する振りをしたんだ。さあ、これから君は死んじゃうよ。どうする?
ウィノナ・ライダー:[ポケットからタバコを取り出し、口にくわえる]
[爆弾が爆発]
こんなにイカした火のつけ方があったかしら?

3.『シザーハンズ』(1990
ウィノナとジョニー・デップ、それがすべて。

4.『恋する人魚たち』(1990)
シェールとウィノナ、そしてクリスティーナ・リッチの女優3人が見どころ。自由奔放な母、フラックス夫人(シェール)に、宗教に身を捧げて禁欲的な生活を送ろうとしていた娘のシャーロット(ウィノナ)。けれど、教会の少年と恋に落ちてしまうの。さらに妹のケイト(当時まだ10歳だったクリスティーナ・リッチ)は、水中で息を止める世界記録を樹立しようと日々励んでいる、というクセあり家族の物語。

5.テリー・ウォーガンによるインタビュー(1991)
当時19歳、シャイな彼女は、まだジョニー・デップと婚約したてで、『恋する人魚たち』のプロモーション中だったの。一目見れば、どうしてデップが彼女に恋に落ちたのかがすぐに分かるはず。このインタビューで彼女はヒッピーだった両親について、今は精神状態も安定していて、ドラッグもやっていないこと、それから実を結ばなかった結婚について語っている。

6.『リアリティ・バイツ』(1994)
『ビートルジュース』の「Jump the Line」や、『恋する人魚たち』の「If You Wanna Be Happy」、『リアリティ・バイツ』劇中の食料品店で歌う「My Sharona」……。どれを取ってもスクリーンの中で飛び跳ねて踊るウィノナ・ライダーは、いつだって最高なのだ。

7.『17歳のカルテ』(1999)
この映画におけるウィノナとアンジェリーナ・ジョリーの役柄は、世界中の若手女優の憧れだった。ウィノナは自らの抑うつした感情をさらけ出し、それがこの作品を演じるうえで彼女にとって重要だった。風呂場でウーピー・ゴールドバーグ演じるヴァレリー看護婦役をウィノナが激しく罵るシーンは、彼女が最も輝いている瞬間でしょう。

8. 『フレンズ』(2001)
ウィノナが一緒にココナッツが鳴る音を聞くというあのエピソードだ。数あるスターのカメオ出演のなかでも、ウィノナの回はとびきり素晴らしい。大学時代に酔ってキスして以来、密かにレイチェルに恋心を抱いていた、かつての女子学生社交クラブの仲間を演じるウィノナが−−実はレイチェルには彼氏がいて−−再会のキスを拒まれ、かつてのキスさえなかったことにされちゃうなんてシーンを、見たくないという人がいるとでも? まさか。

9.ザ・キラーズの『Here With Me』(2012)
ウィノナはこのザ・キラーズのミュージックビデオで、『シザーハンズ』の監督、ティム・バートンと再会している。この彼女は実物? それとも人形? ウェイトレスなのか? 有名人なのか? それともただの蝋人形……真相は誰も分からない。ただ言えることは、ウィノナだということだ。

10.『ブラックスワン』(2010)
この映画でウィノナが演じる役柄は、娯楽産業において自身が経験したプレッシャーを反映したものだが、彼女はその役を見事に自分のものにしている。「この役を演じるのはある意味とても意義のあることだった。私は歳を取ってきていて、若い新人の女優たちが次々と登場しているってことだから。私はもう古株ってことよ!」と、彼女は『トータル・フィルム』誌で語っている。「もう39歳だから、老けるとか誰かに取って代わられるっていうのも悪くないわよ。演技を始めたばかりの頃は、ルース・ゴードンのようになりたかった。だって割り当てられるのはいつも若い役で、もっと歳を取りたいと思っていたから。みんなより年上っていうのが楽しいの」

Credits


Text Felicity Kinsella