Mars89「ウイルスが人種差別、職業差別、格差社会を浮き彫りにした」【離れても連帯Q&A】

ライヴハウスやクラブ休業への助成金交付を求める署名運動「#SaveOurSpace」を立ち上げたDJ/ComposerのMars89。コロナ禍で露わになったアレコレや、自宅でできるスタイリング&音楽パーティについて。〈離れても連帯〉シリーズ第14弾。

by Sogo Hiraiwa
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18 April 2020, 10:00am

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大によって、日本ではいま、多くの文化施設が休業を強いられ、感染防止対策として、あるいは政府による“自粛の要請”によって。また「ステイ・ホーム」や「ソーシャル・ディスタンシング(距離をとること)」が求められ、人と人とのコミュニケーションはいまだかつてなく制限されています。

こうした中でわたしたちには何ができるのでしょうか。文化を維持するために、好きな人や場所を守るためには何が? 離ればなれであっても連帯するには? この"非日常"を忘れないためには? さまざまなジャンルの第一線で活躍している方々にアンケートを実施し、そのヒントを探ります。

今回はDJ/Composerで、ライヴハウスやクラブをはじめとした文化施設が休業するための助成金交付を求める署名運動「#SaveOurSpace」発起メンバーの一人でもあるMars89が登場。

離れても連帯, KEEP-DISTANCE-IN-SOLODARITY

──新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、今あなたが属している業界や産業はどんな打撃を受けていますか? 応援・支援するにはわたしたちに何ができるでしょう?

Mars89:僕がいる音楽業界は特に「現場」が大打撃ですね。とにかく政府の補償がないとどうにもならないんで、SNSで意見したり署名したり政党や政治家にメッセージ送りまくったりしてほしいですね。困ってる人を探して支えるのが政治のはずだけど、それを全然やってくれないから声をあげまくって存在を認識させるしかないです。

──自宅待機以降に新しく始めたこと、もしくはポジティブな影響・変化がありますか?

Mars89:洗濯物がたまらなくなった。オムレツを美しく焼けるようになった。床に散乱してたレコードと本が棚に収まった!(祝)

──コロナのビフォー/アフターで、変化した自分の考え方や、社会への認識があれば教えてください。

Mars89:あんまり変わってない気がするけど、各種危機感が以前にまして強くなったかな。特に全体主義監視社会への加速度は想像をはるかに超えていた。

──自宅隔離中の人に試してほしい、オススメの行動やコンテンツを教えてください。

Mars89:外にも出ないし誰にも合わない日でもたまにとびっきりオシャレして過ごすの良いですよ。超ナゾな感じのスタイリングしてみたり。で、それに合った音楽をかけて踊る!

──今の気持ち・気分を音楽で表すとしたら?

Mars89:Goldie - Inner City Life (Burial Remix)

──2020年2月の自分に伝えたい・教えてあげたいことは?

Mars89:楽しみにしてたパーティーやフェスやツアーが全部キャンセルになるからあんまり楽しみにするな。

──コロナ禍で人間の「良い面」も「悪い面」も浮き彫りになりました。あなたが見聞きしたなかで、忘れたくないと思う、印象的な出来事やエピソードがあれば教えてください。

Mars89:忘れちゃいけないことが多すぎるかな。「悪い面」の方を多く見すぎた。改めてネオリベはクソだし、ウイルスが人種差別、職業差別、格差社会の問題をより鮮明にした気がするね。唯一の良い面は地球環境の改善かな。これを機に環境問題に意識を向ける人が増えたら良いな。

──コロナ禍が落ち着いた後、日本の社会にはどう変わっていってほしいですか?

Mars89:「生きる」とか「自分の人生」ということと、その尊さについてもっと考えるようになってほしいかな。

@_Mars89

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