kemio&ちゃんみな:ウチら雨でもモンクレール着て戦友
ラッパー/シンガーとして無二の存在感をもち、海外からも注目を集めるちゃんみなと、初のエッセイ集『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』を出版したばかりのモデル/動画クリエイター、kemio(けみお)。8 Moncler Palm Angelsをまとった2人が、数時間ぶりの再会をはたして実現した、親密なファッションストーリー。
KEMIO WEARS JUMPSUITS AND HAT 8 MONCLER PALM ANGELS. CHANMINA WEARS OUTERWEAR 8 MONCLER PALM ANGELS, OTHERS STYLIST’S OWN.
五月にもかかわらず、連日のピーカンでもう夏に突入。かと思いきや、撮影当日、その日だけは台風並みの強風が吹き、雨がしとしと降っていた。撮影の天気としてはなかなか手強いな。そう思っていると、「よろしくお願いします!」とハツラツとした挨拶と共に、ちゃんみなが事務所に入ってきた。
フィッティング中からノリノリでポーズを決めている彼女は、どうやら、今日のこの撮影を楽しみにしてくれていたらしい。それもそのはず、今回のシューティングでペアを組むkemioとは、気心の知れた仲なのだ。前日も、朝方まで共通の知り合いと一緒に遊んでいたらしい。
合流したkemioにふたりの出会いを尋ねてみると、ロサンゼルスに留学していたときに、ちょうどちゃんみなが近くに来ていることを知り、「会いませんか?ってDMで誘った」のだという。ところが「えっ、私からDMしたんじゃなかった?」とちゃんみな。
人の記憶はいつもあいまいだ。昨日の朝食だってろくに覚えていなかったりする。履歴を見ればはっきりすることもあるだろうけど、どちらが先にDMしたかはこの際どうでもいい。重要なのは、会う前からふたりがお互いを知り、アティテュードに惹かれあっていたということだ。
今年1月のインタビューで、ちゃんみなは「時代は若い人たちがつくるんですよ。(…)だからそういう(上から目線で接してくる)大人には「どいてな!」っていう気持ちでいますね。それしかないです」と語っている。
kemioは、どのページにも名言が見つかるエッセイ集『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』で、「知恵とか勇気とかならなんでもいいから武器をカスタムして、不平等祭りの世の中をウチらで壊してこ」と記している。
ノリの良さ、表現の大胆さ、固定観念にとらわれない柔軟な考えかた。ふたりの共通点は数えだしたらキリがない。そんなkemioとちゃんみな、ふたりの親密感がにじみでたストーリー。


ふたりがまとうのは、Palm Angelsのデザイナーであるフランチェスコ・ラガッツィが手がけた8 Moncler Palm Angels(8 モンクレール パーム・エンジェルス)。Monclerでアートディレクターも務めていた彼はここで、Monclerを深く理解しているからこそできる、破壊的な試みを行なっている。
Monclerロゴの上からグラフィティのように重ねられたPalm Angelsのロゴや、ロゴ全面に施されたスタッズは、ラガッツィだからこそ実現したディテールだ。キャンディの包み紙から着想を得た色鮮やかなラミネート加工や、写真が幾重にも重なるフォトコラージュプリントなど、コレクションの端々からは彼のヴァンダリズム、プロテスト精神が垣間見える。





MONCLER GENIUS
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お問い合わせ先
モンクレール ジャパン
tel: 03-3486-2110
Credit
Photography Tetsuya Maehara
Styling Risa Kato
Hair&Make-up Yuko Nozaki
Photography assistance Masamichi Hirose and Ryo Saburi
Styling assistance Moto Ishizuka
Starring kemio and chanmina
SPONSORED BY Moncler