『君の名前で僕を呼んで』原作者が続編タイトルとプロットを公開

『君の名前で僕を呼んで』原作者アンドレ・アシマンによる続編小説『Find Me』は、2019年秋に刊行予定。映画化は……?

by Mitch Parker; translated by Nozomi Otaki
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09 April 2019, 10:44am

courtesy of Sony Pictures Classics

君の名前で僕を呼んで』続編について、ここ数ヶ月、様々な憶測が飛び交っていたが、ようやく正式な情報が発表された。ウェブメディア〈Vulture〉によると、出版社が発表した続編タイトルは『Find Me』。舞台は前作の十数年後になるという噂を認めるかたちになった。

アンドレ・アシマンによる続編について、出版社は次のように述べている。「『Find Me』では、離婚したエリオの父サミュエルが、才能溢れるクラシックピアニストへと成長したエリオに会うため、フィレンツェからローマへ向かう。列車のなかの偶然の出会いが、サミュエルのその後の人生を大きく変えることになる。その後パリに引っ越したエリオも、ある人物と恋に落ちる。オリヴァーはニューイングランド北部で大学教授になり、まもなく成人を迎えるふたりの息子がいる。そんなある日、オリバーは再びヨーロッパを訪問しようと考え始める」

本作は今年10月29日に出版予定だが、映画化についてはまだ明らかになっていない。先日〈Vulture〉のインタビューで、続編への意欲について淡々と語ったアーミー・ハマーは、噂を否定したようにも思えた。「これはキャスト、スタッフ全員にとって特別な作品だし、観てくれた大勢のひとに強く訴えかけ、心に残る作品になった。いろんな奇跡が重なって完成した作品だから、もし続編をつくるなら、みんなをガッカリさせることも覚悟しておかなきゃいけない。前作にかなうものなんてないと思うから」。しかし、希望は完全に消えてしまったわけではない。「もし最高の脚本が完成して、ティミーもルカ(・グァダニーノ監督)も引き受けるなら、僕だけ断ったりできない。でもすごく特別な作品だから、今のままにしておきたい気持ちもある」

アーミー自身の決断はまだわからない。『Find Me』出版をきっかけに、彼や前作のチームが再び集結してくれることを祈るしかない。それまでは、エリオとオリバーの新たな物語が明かされる10月を楽しみに待つことにしよう。

This article originally appeared on i-D AU.