i-Dが選ぶ16S/S広告キャンペーン6!

ここにきて、新たな広告キャンペーンが怒涛のごとく展開されている。“切り貼り”のCelineから多様性と平等のアメリカを表現したMarc Jacobsまで、2016年広告キャンペーンの中でも秀逸な作品を紹介。

|
apr 5 2016, 1:30pm

Celine
古き良き"切り貼り"を用いたセリーヌの2016年広告キャンペーンは、美しいまでにシンプルであると同時に、シンプルにただただ美しい。ユルゲン・テラーが撮影したこれら写真には、i-Dで表紙を飾ったこともあるモデル、カーリー・ロイスに加え、レギッツェ・クリステンセンやヴェラ・ヴァン・アープなどのニューフェイスが起用されている。

Chloé
クリエイティブ・ディレクターであるクレア・ウェイト・ケラーが、新しいクリエイティブチームとともに挑んだ広告キャンペーン制作。カメラマンには、i-Dでもおなじみのテオ・ウェナーを起用。ブエノスアイレスの燦々と降り注ぐ太陽の光を浴び、シルクのドレスやデニムのフレアスカートに身を包んだ、セリーヌ・ブリー、アリ・ウェストファル、アントニーナ・ペトコヴィッチ、イルヴィー・ウィテックは息を飲む美しさ。

Balmain
かつて「1日1万ドル以下のギャラではベッドから出ない」と言い放ったスーパーモデルたちが、Balmainの2016年S/S広告キャンペーンで帰ってきた。デザイナーのオリヴィエ・ルスタンは、従来どおり1990年代以降生まれのモデルたちを写真に起用してはいるが、今季キャンペーンにおいてはやはりナオミ・キャンベル、シンディー・クロフォード、そしてクローディア・シファーが存在感を放っている。カメラマンはスティーブン・クライン。ルスタンはInstagramで、このキャスティングについてこうコメントしている。「あなたたちがいたから僕はファッションに夢中になり、あなたたちがいるからいまでも夢中で、あなたたちがいるから今後も僕はファッションに夢中でい続けるだろう」

Equipment
今季Equipmentの広告キャンペーン撮影のため、ケイト・モスとダリア・ウェーボウィは、撮影機器だけを渡されてマスティク島に取り残された。ダリアはカメラマン、ケイトはスタイリストとなって、ふたりはモノクロでレトロな世界観を見事に表現した作品を作り上げた。

Faustine Steinmetz
ファストファッションを否定するデニム界の女神、フォスティン・スタインメッツは、デビューとなる今季の広告キャンペーンで、美しくもリアルな女性像に追っている。モデルにはスザンヌ・ニッパー、ラファエール、ルー・マリアが起用され、スタイリングはジョージア・ペンドルベリー、カメラはアルノード・ラジュニが担当。

Marc Jacobs
現時点ではまだMarc Jacobsの最新広告キャンペーンのフルキャストは明かされていない(マークはInstagramにて徐々に公開していくとしている)。しかし、『マトリックス』(1999)の監督であり2012年にトランスジェンダーとしてカミングアウトを果たしたラナ・ウォシャウスキーが起用されているこの一枚を見る限り、きっととてもインスピレーショナルなシリーズとなるに違いない。

Credits


Text Felicity Kinsella
Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.