Photo courtesy of Kyary Pamyu Pamyu

J-POP界代表、きゃりーぱみゅぱみゅが最新アルバム『じゃぱみゅ』を語る

きゃりー本人の全曲解説で、架空の国〈じゃぱみゅ〉をご案内。

by Frankie Dunn; translated by Ai Nakayama
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30 October 2018, 7:23am

Photo courtesy of Kyary Pamyu Pamyu

きゃりーぱみゅぱみゅは日本を代表するポップスターだ。原宿からモデルとしてデビューした彼女は、原宿のカワイイ文化を体現する存在として脚光を浴び、アーティストとしてのキャリアをスタート。以来、前だけをみて走り続けてきた。2011年、奇抜すぎるメジャーデビューシングル「PONPONPON」できゃりーの人気は爆発し、彼女がポゴスティックでぴょんぴょん飛びはね、お尻からレインボーを発射するMVの再生回数は現在1億4000万回を超えている。精力的に活動を続けるきゃりーは、これまで4枚のアルバムをリリース。通算4度のワールドツアーを成功させ、チャーリーXCXとのコラボも発表。レディー・ガガやアリアナ・グランデなどの名だたるポップスターもきゃりーのファンを公言し、世界中にファンベースを築き上げてきた

そんなきゃりーは9月26日、4枚目となるアルバム『じゃぱみゅ』をリリース。音楽活動のかたわら、英国の現代アートの聖地、テート・モダンのポップアート展の紹介ビデオに出演したり、大阪のユニバーサルスタジオ・ジャパンでは自身のVRコースターが登場したりと話題には事欠くことのなかったきゃりーだが、アルバムとしては4年ぶりのリリースだ。印象的なメロディと楽しさに満ちた全10曲を収録した本作は、カラフルな巨大わたあめにふわふわしながら竹下通りを歩いたらきっとこんな感じかも?!というサウンド(マジで)。

『じゃぱみゅ』のフシギでステキな世界をもっと知りたい! ということできゃりーに本作の解説をしてもらった。音楽の海を泳ぐマーメイド、きゃりーが、私たちを『じゃぱみゅ』の世界へ案内してくれる

1. バーチャルぱみゅぱみゅ

アルバムのイントロを飾る曲としては完璧だと思います。架空の国〈じゃぱみゅ〉を歌った曲で、エレクトロニックな音がビデオゲームのオープニングみたいで、リスナーはこの世界に引き込まれるんじゃないかな。アルバムの象徴的な楽曲「音の国」に繋がる曲です。

2. キズナミ

タイトルは、やばみ、うれしみと同じように、「キズナミ」です。この曲は友情、家族の絆、大切な人とのつながりを歌っているので、〈絆〉という言葉に〈み〉をつけて〈キズナミ〉というタイトルにしました。

3. 原宿いやほい

〈ほい!ほい!〉っていうコールでお客さんといっしょに盛り上がれるので、ライブでは盛り上がり曲の新定番ですね。デビューシングルの「PONPONPON」にあった〈あの交差点〉っていうフレーズが、この曲の歌詞にも織り込まれていて、すごく懐かしい、あったかい気分になります。

4. 音ノ国

アルバムを象徴する一曲です。架空の国〈じゃぱみゅ〉をイメージして、ビデオゲームのサウンドがたくさん使われています。ライブではこの曲でお客さんがサイリウムを振ってくれて、かなり盛り上がります。

5. きみのみかた

この曲を作った当時、日本では第三者が勝手に盛り上がって、何が本当かわからないニュースが続き、みんながメディアに踊らされているようなことが多く感じました。そんな世の中に物申すような、自分の意志が強い一曲です。ちなみにこの曲ではラップにも挑戦してます。

6. ちゃみ ちゃみ ちゃーみん

この曲はすごく私らしいんじゃないかな。何かを始めたい、新しいことをしたい、だけどまだ何も始められない、でもいつかは頑張る!っていう曲。センチメンタルなメロディのかわいい曲です。

7. 演歌ナトリウム

このアルバムのなかでもお気に入りの曲です。イントロがかっこいいし、メロディも良いし。タイトルは、〈塩化ナトリウム〉の〈塩化〉を〈演歌〉とかけてます。ナトリウムって言葉からわかるかもしれないけど、ひたすら元素の名前を羅列して歌っています。演歌ってビブラートが特徴なので、この曲では頑張ってビブラートをきかせてます。

8. 恋ノ花

アルバムでは毎回、プロデューサーの中田ヤスタカさんのユニット、CAPSULEの曲を1曲カバーしてます。今回はこの「恋ノ花」という曲を中田さんが選んでくれました。大人の女性というか、普段の私のイメージとは少し違う曲です。オリジナルと比べたらかなり違う仕上がりになってます。

9. とどけぱんち

日々生きていると腹が立つこととか、頭に来ることとかたくさんありますよね。この曲ではそういうイライラについて、キュートなメロディに乗せて歌ってます。90年代のJ-POPみたいな曲だと思います。この曲もお気に入りです。

10. 最&高 -Album Edit-

私のデビュー5周年を記念してつくっていただいた曲で、アルバム用に再録しました。再録バージョンはイントロが長くて、このまま曲が終わっちゃうんじゃないかって気がするくらいだけどそんなことなくて、聴いてると原曲のAメロが始まります。

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