英語の歴史を変えたエミネム

エミネムが作った造語「Stan」が『オックスフォード米語辞典』に登録された。

by Alice Newell-Hanson
|
23 June 2017, 6:30am

2015年の調査で、楽曲内のボキャブラリーが最も豊富なアーティストは、エミネムであることがわかった。それによると、彼の楽曲には8818のユニークな単語が使われているという。2位以下は、ジェイ・Z、2パック、カニエ・ウェストと続く(5位にボブ・ディラン、最下位はケニー・G)。

楽曲を通して言葉を巧みに操る彼は、英語という言語そのものにも影響を与えている。ダイドをフィーチャリングした「Stan」から有名になったその言葉"stan"は、数年後『オックスフォード米語辞典』に正式な単語として登録された。"有名人の熱狂的なファン"を意味するこの単語は、スタンという名の彼の熱狂的なファンへのオマージュだった(リリック解説サイト「Genius」は、stokerとfanを合わせた造語だという説を立てているが)。

エミネムは以前にも「Lose Yourself」の歌詞"mom's spaghetti"から始まった社会現象を生み出したことがあるが、今回もそれにひけを取らないだろう。

『オックスフォード米語辞典』によると、"stan"には名詞・動詞の両方の用法がある。ということは、「熱狂的なエミネムファンの喜び」という使い方だけではなく、「私たちはこれに夢中だ」という使い方もできるということだろう。

Credits


Text Alice Newell-Hanson
Still from "Stan" by Eminem, via YouTube
Translation Aya Ikeda

Tagged:
Eminem
language
Stan