Netflixがアンダーグランドな性教育についてのコメディ・シリーズ配信を発表

だって『ミーン・ガールズ』のコーチ・カーの禁欲教育は「使えない」から。

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13 december 2017, 8:36am

「よし みんなゴム持ってけ」(映画『ミーン・ガールズ』より)
Mean Girls, via YouTube

This article was originally published by i-D US.

この9月、ある大学の研究機関が従来的な性教育のカリキュラムに警鐘を鳴らし、時代に見合った改定が早急に必要であると発表した。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院がNetflixの新しいコメディドラマを念頭に置いていたかは定かではないが、とにかくかなり「現代的」な性教育がまもなく私たちの元に届くことになりそうだ。『ヴァラエティ』誌の記事によれば、『セックス・エデュケーション(原題:Sex Education)』はクラスメイトたちのために非公式のセックスセラピー・クリニックを始めることになった、ちょっと変わったティーンの青春を描くシリーズドラマ。番組を手がけるのは英国の製作会社Elevenで、2019年にNetflixで世界に向け配信される。

『セックス・エデュケーション』の主人公のオーティス・トンプソンが型破りなサイドビジネスを始めるのは、セックスセラピストである母親の影響だ。まだ性的な経験のないオーティスは、放課後に行われるティーンのための勉強会で母の進歩的な考えを代弁させられることになる。彼はクラスメイトの女子メイヴに協力を求める。どうやら彼女はオーティスよりも少しだけ経験があるらしい。

「セックスがテーマの番組を装いつつ、実はロマンチックでコミカルな、愛についてのシリーズです」と、Elevenの共同創業者ジェイミー・キャンベルは『ヴァラエティ』誌に話している。「10代が経験するセックスを、超人的に自信に満ちた、実験的なものとして描くような番組への解毒剤的なものと考えています。登場するキャラクターたちは、尽きないセックスの悩みを抱え、解決を求めます。オーティスはそれらに回答できる専門的な知識を持っているものの、自分自身も悩んでいるのです。第一、彼自身はまだ一度もセックスをしたことがないのですから」

この番組のアメリカでの公開は、極めて重要な意味を持つだろう。30年前に比べて、アメリカのティーンたちのセックス経験は減少し、避妊する割合は増えているとは言っても、トランプ陣営の打ち出す、禁欲主義偏重傾向にある性教育へのアプローチを考えると、この潮流が続くかは疑わしくなってくる。ヴァギナをフーバー社製の掃除機に例える(学生向けの禁欲主義的性教育のトレーニング・セミナーでの、ある講師の実際の発言よりも、Netflixでこのシリーズを見るほうが、だいぶマシな方策なのは明らかだ。