「写真とファッション」展が東京都写真美術館で開催 PUGMENT、アンダース・エドストロームが参加

1990年代以降の写真とファッションの関係性を探る「写真とファッション」展が、2020年3月3日(火)から東京都写真美術館にて開催。アンダース・エドストローム、髙橋恭司、ホンマタカシ、PUGMENT、エレン・フライス、前田征紀が参加する。

by i-D Japan
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22 January 2020, 9:05am

アンダース・エドストローム〈Martin Margiela spring/summer 94より 1993年 作家蔵 ©Anders Edström

1990年代以降の写真とファッションの関係性を探る展覧会「写真とファッション」が、2020年3月3日(火)から5月10日(日)まで東京都写真美術館にて開催される。

マルタン・マルジェラ創成期のイメージを数多く手がけたアンダース・エドストロームや髙橋恭司の写真作品、伝説のインディペンデント雑誌『Purple』創刊者の一人であるエレン・フライスとCOSMIC WONDER主宰の前田征紀とのコラボレーション作品をはじめ、写真・映像・インスタレーションによる約80点(予定)が展示される。

i-Dでもおなじみのファッション・レーベル PUGMENTは単独作品に加え、日本を代表する写真家ホンマタカシと制作したコラボレーション作品でも参加しており、楽しみなところ。

PUGMENT, パグメント, ホンマタカシ, 写真とファッション, 東京都写真美術館
PUGMENT×ホンマタカシ〈Images〉より 2019年 作家蔵 ©PUGMENT/©Takashi Homma

本展の監修は、長年にわたり文化誌『花椿』の編集者としてファッションやアートの世界を見つめ、現在は個人雑誌『here and there』を刊行している林央子が担当。

少し前にはプレタポルテで90年代のリバイバルが起こり、当時の味わい深いセレブ写真にも再び脚光(?)が当たり始めている昨今において、「90s」とは特別な意味合いを帯びている。考えてみれば、スマホのスの字もなく、「セルフポートレイト」はあっても「セルフィー」という概念もまだない頃だ。

「90年代は、「雑誌」を土台にファッションや音楽の流行が生まれた、あるいは「雑誌」主導で流行現象がつくられていった時代だった」と監修の林は、図録のなかで記している。「多くの「写真」が、編集者と写真家の「協働」によって、「雑誌」の紙に印刷されるためにつくられてきた。その「雑誌」というものの多くが消えていき、あるいは広告の受け皿となって形骸化し、またはウェブマガジンにとってかわられた今、「写真」というものの生まれかたが、変貌を遂げているのではないだろうか」

90年代に刷新された写真とファッションとの関係は、その後どのような変化を経てきたのか。あるいは、現代に生きる私たちにとって写真やファッションはどんな意味を持つのか。「写真とファッション」を見ながら考えてみたい。

本展では、恵比寿の〈People〉、新宿の〈トーキョー カルチャート by BEAMS〉でも関連サテライト展示が開催される。また公式図録のほか、本展のオリジナルグッズや、エレン・フライス初の単著『エレンの日記』、監修者・林央子が発行する『here and there』の最新号も開催にあわせて発売となる。

エレン・フライス, 写真とファッション, 東京都写真美術館
エレン・フライス〈Landscapes〉より 2019年 作家蔵(参考図版)©Elein Fleiss

「写真とファッション」展

会期:2020年3月3日(火)- 5月10日(日)
会場:東京都写真美術館2階展示室
〒153-0062 東京都目黒区三田 1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
開館時間:10:00 -18:00(木・金は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(5月4日を除く)
観覧料:一般 800(640)円 ほか
※()は 20 名以上団体、小学生以下および都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料、第3水曜日は65歳以上無料

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