HMLTDらしさ全開のウェディングにご招待 「Proxy Love」MV公開

大好き! 大好き! 大好き!

by Frankie Dunn; translated by Yuichi Asami
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jul 17 2018, 11:56am

HMLTDはスペシャルな集団だ。ロンドンの6人組グループである彼らは昨年、奇妙なロックの姿勢と、以前にも紹介した「大衆演芸場で奏でられる音楽あり、スパゲッティ・ウエスタン音楽あり、はたまたゲイクラブの雰囲気も漂う、快楽主義で破壊的な彼らの音楽は、デヴィッド・ボウイとトーキング・ヘッズ、アダム・アントを足して3で割ったような世界観」をもってロンドンの音楽シーンに衝撃を与えた。彼らはその後、オンラインで自分たちを見つけたというセレーナ・ゴメスやブリトニー・スピアーズ、ジャスティン・ビーバーらを手がけるスーパー・プロデューサー、ジャスティン・トランターに会いにLAに飛んでいる。

その結果はどうなったかって? 彼らは持てるグラムロックを存分に発揮し、ラジオ向きなポップまで自分たちのものにしてみせた。

ナイン・インチ・ネイルズとのツアーや東ロンドンの「Visions Festival」でのヘッドライナー公演を控えた彼らから、新曲のミュージックビデオが公開されている。リリースを控えたEP『Hate Music Last Time Delete』から公開された、ロバート・フォックスが監督した「Proxy Love」のMVはまさに我々が待ち望んでいたものだ。HMLTDは映像のなかで、イザベルと彼女自身の結婚式に出席して、小さなステージでパフォーマンスを行なっている。

彼女の結婚式は私たちに、自分自身を心から、激しく、そして常に愛する必要があることを思い出させてくれる。謎めいたピンクのドリンクを飲み干して、幸せな二人にプレゼントリストから一番安いものをプレゼントしてあげて。そして、自分らしくいることも忘れずに。

「人生を通じて、僕たちは自分自身を愛してはいけないと教えられている。謙虚さに跪いて、謙遜に忠誠を誓うよう教えられている。僕たちの腰は、この誤った信条の形になってしまうほどに折り曲がっているんだ。どこへ行ったって猫背の人たちばかり。この姿勢のおかげで地面を見ることを余儀なくされ、僕たちは空がどんな色をしているのかすら忘れてしまった。『Proxy Love』は自己愛についてのアンセム。この(『ノートルダムの鐘』の背中の曲がった主人公である)カジモドのような世界に、『そこまでだ!』と突きつけるんだ。スーパーマーケットに駆け込んで、膝まづいて顔を上げる。上に向けて。垂れ下がるLEDの無限の列の、そのまた上に向けて。屋根を突き抜け、空を突き抜け、叫ぶんだ。『自分が大好きだ』って。机の上に立つんだ。作業スペースから飛び出て、みんなが見れるようにね。天井のタイルのその先を見つめて、『大好き!大好き!大好き!』って叫ぶんだ」

素敵な話だ。

This article originally appeared on i-D UK.