インフルエンサーは影響力を失いつつある?

Instagramが〈いいね〉数公開の中止を検討している、と発表して話題になった。そんななか、インフルエンサーの投稿へのエンゲージメントが減少していると明らかにする研究が発表された。

by Erica Euse
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17 July 2019, 7:45am

Image via YouTube.

今年に入ってInstagramが、〈いいね〉数公開の中止を検討している、と発表したとき、これがインフルエンサー時代の終焉となるだろう、と考えたひとは少なくなかったが、新しい研究によると、インフルエンサーの失墜はすでに始まっているようだ。Instagramのインフルエンサーの投稿へのエンゲージメントが、過去最低にほど近い数値まで落ちている、とする研究が発表された。

オンラインマガジン「Mobile Marketer」の記事によると、InfluencerDBという分析機関が発表したその研究では、2019年第1四半期のノンスポンサード投稿のエンゲージメント率は1.9%(3年前は4.5%)。スポンサード投稿も、3年前は4%、今年第1四半期は2.4%に減少している。

また同研究ではビューティ、ファッション、フード、ライフスタイルなどを含む、あらゆる業界のインフルエンサーのエンゲージメント率が、2018年に減少したことが判明した。InfluencerDBは、エンゲージメント率の減少について、ユーザーがスポンサード投稿を数多く目にするため、スクロールして読み飛ばすことを覚えたからではないか、と推測している。

今年、Hypebeastが公開した〈Streetwear Impact Report〉でも、インフルエンサーの影響が衰えつつあることが指摘されていた。

また興味深いことに、1000〜5000人のフォロワーがいる、いわゆる〈ナノ〉インフルエンサーは、フォロワー5000人以上のインフルエンサーよりも高いエンゲージメント率を獲得することが明らかになっている。

これが本当にインフルエンサーの終焉を意味するのかはまだわからないが、インフルエンサーたちが自らの戦略を見直すべきときにきているのは確かだ。フォロワーは騙せない。

This article originally appeared on i-D US.

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