Photography Catie Laffoon

ケイリー・モーグについて知っておくべき10のこと

ケイリーは、ありきたりなLAのポップスターよりだいぶヤバい。髪はグリーン、体じゅうにタトゥーがあって、魔術を修行中。

by Frankie Dunn; translated by Atsuko Nishiyama
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07 February 2018, 10:19am

Photography Catie Laffoon

ケイリー・モーグ。エドガー・ライト監督の『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』に出てくる、7色の髪を持つミステリアスな女の子ラモーナ・フラワーズが現実世界に存在するとしたら、まさしく彼女。実は「モーグ(Morgue)」は芸名で、生まれついた名前ではないそうだが、本名もさほど変わらない。パスポートにある名前は「カイリー・ムーア(Moore)」。けれど「モーグ(死体安置所)」という言葉と、彼女の優しく甘い声とのコントラストが、本人も気に入っている。スティーヴィー・ニックスやグウェン・ステファニー、ヘイリー・ウィリアムスなど力強いフロント・ウーマンにインスパイアされてきたケイリーは、2017年の初めに自作の曲「Medusa」のエモーショナルなデモ音源をツイッターでシェアした。ツイートは瞬く間に拡散され、彼女は世界中の音楽ファン(と業界のトップたち)の眼の前に踊り出た。

2017年の夏、内気な19歳のケイリーは人生を変える引越しのために荷物をまとめた。ニューヨークのリパブリック・レコーズと契約し(レーベルメイトにはアリアナ・グランデやヘイリー・スタインフェルド、ロードなどがいる)、夢を追うためにアリゾナ州フェニックスからLAに引っ越したのだ。音楽を仕事にしてからまだ1年と日は浅いが、ケイリーのダークなインディーポップにはすでにかなりのフォロワーがいる。今月19日に発売のデビューEP「Medusa」のキャッチーなタイトル曲は、カーリー・レイ・ジェプセンのプロデューサーでもあるCJ・バランが手がけている。レコードのタイトルにちなんで、「もしある朝目覚めて、頭から髪の代わりに毒ヘビが生えていたらどうする?」という質問をしたところ、彼女はi-Dにこう返してくれた「たぶん、いっぱいセルフィーを撮っちゃう」。最高の答え。

たった8歳の頃、全校生徒の前で「ピアノのレッスンが大嫌い」と歌って以来、言いたいことを言うことと、自分の歌う曲を作ることを、彼女はとても大切にしている。どの曲でも部分的には必ず自分自身が入るようにする。「このEPは私の初めての正式なプロジェクトだから、いろいろなサウンドを期待してほしい」と彼女は言う。「このEPには、自分が何者かわからなかった私が自分を知るまでの、変化が反映されている」。アニメファンでもあるケイリーをもっと知るために、彼女に関する10個の愉快な真実を見てみよう。

1. ケイリーが髪をグリーンに染めたのは、シングル「Medusa」のリリースを企画していた2017年8月のこと
「緑色の髪の毛をしたキャラクターでずっと好きなのは、『美少女戦士セーラームーン』のセーラーネプチューン。でも一応はっきりさせておくと、いちばん好きなのはセーラームーンだけどね」

2. 彼女の出身地はアリゾナ州フェニックス
「フェニックスでいちばん嫌なのは、何もすることがないところ。でも、だからこそ最高でもある。音楽シーンも人もみんなが誠実。一緒にものを作って時間を過ごすくらいしか、やることがないから」

3. 彼女は「Discovery(発見)」という素晴らしいシングルを出している、そしていつも新しいことを発見している
「いちばん最近の発見は、私のPandoraのステーションにまだ一度も聴いたことのない名曲がたくさんあるってこと」

4. 彼女がEPの曲をライブでお披露目するのはまだこれから
「ケイリー・モーグとしてはまだライブで演奏したことがないの。楽しみなのと同時に緊張している状態を一語で表す言葉があるかわからないけど、今の気分はまさにそんな感じ」

5. 彼女の体のタトゥーは全部で14個
「お気に入りは、手に入れているやつかな。楽しかった思い出がよみがえってくるし、これでやっと自分自身になれるんだ、と思えたから」

6. 彼女が初めて買ったアルバムは…
「レッド・ホット・チリ・ペッパーズの〈By The Way〉」

7. デビューEPはまもなく発売、多様性のあるものになることを本人が約束している
「なんとなくあか抜けないインディー映画のサントラみたいだと思ってるの」

8. 魔術を練習していて、習得のコツも知っている
「アイテムを手に入れたり、投資をする前に、本を何冊か読んでどんな儀礼が自分にしっくり来るのか見極めたほうがいい。そういう本は、どこの本屋にも図書館にもあるから」

9. 彼女はグウェン・ステファニー、ヘイリー・ウィリアムス、そしてスティーヴィー・ニックスと友達になってみたいと思っている。もし友達になったら、彼女たちとしてみたい/絶対にすることは以下の通り
「グウェン・ステファニーとはマジで一緒に日本で買い物したい。ヘイリー・ウィリアムスとは、フェイスマスクをして映画を観るかな。スティーヴィー・ニックスとは、知的な会話をただ楽しんで、彼女のことをもっと知りたい。私の書く詞は、彼女からかなりインスピレーションを受けているの」

10. 彼女が最近ハマっているのは、スムージーとNetflixで大人気のシリーズ
「『Weeds〜ママの秘密』を繰り返し観ていて、今は3巡目」

This article originally appeared on i-D UK.

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