To Rome with Love
グレタ・ガーウィグがウディ・アレンとの仕事について本音を語った
「あれ以来、彼と一緒に仕事をしてないし、もうしません」
To Rome with Love
グレタ・ガーウィグは『レディ・バード』でごく順当にゴールデン・グローブ賞の作品賞を受賞した(そして監督賞では冷たくあしらわれた)。その直後、ウディ・アレンの『ローマでアモーレ』(2012)に出演したことについて話した。
グレタはニューヨーク・タイムズのインタビューで、ウディへのセクシャルハラスメントの申し立てについて語った。「あくまで私の意見だけど、あのとき事実を知ってたらあの映画に出なかったと思う」彼女は続ける。「あれ以来、彼と一緒に仕事をしてないし、もうしません。ディラン・ファローの二度の書簡を読んで、自分がほかの女性をさらに苦しめたことに気づいたんです。胸が張り裂けそうでした」
アレンの養女ディラン・ファローは、アレンから受けた性的虐待だけでなく、ハリウッドが見て見ぬふりをしていることもずっと訴えてきた。彼女はグレタのコメントに感謝し、こうツイートしている。
「グレタ、発言してくれてありがとう。あなたの言葉に感謝します。感動的で素晴らしい言葉だったよ」
だがファローは、#TimesUpムーブメントへの不安を感じている。「セクハラへの態度を示し、ほかの女性(や男性)と連帯し、エンターテイメント業界だけでなく世界中でお互いのために変化を起こす女性たちは全力で支持したいです」と語っている。とは言え、彼女が疑問視する人もいる。「今戦っている悪しき文化を生き延びさせてきた自分たちの言葉や判断について、自分の説明責任を果たさずにムーブメントに参加した人。私は納得できません」