中条あやみと東京五輪

ポカリスエットのCMで全力疾走したかと思えば、CHANELのコレクションのフロントローに招待されるなど業界を超えて、引く手数多の中条あやみ。彼女が憧れる『007』シリーズ出演や東京オリンピックへの野心を語る。

by Yuka Sone
|
18 August 2016, 6:45am

モデル・女優として飛ぶ鳥を落とす勢いをみせる中条あやみ。今年1月に開催されたCHANELの2016年春夏オートクチュール・コレクションに日本人最年少で招待され、世界の著名人たちとフロントローで肩を並べたことで世界からも注目が集まっている。本誌は『i-D Japan』創刊号に掲載された撮影を終えたばかりの彼女にインタビューを行った。初めてのパリ、カール・ラガーフェルドとの出会い、そして4年後の東京オリンピックに抱く野心について、10代最後の中条が語る。

デビューからこれまでの歩みを簡単に教えてください。
『ミスセブンティーン』グランプリを獲得したのは15歳の時です。中学3年生の1月にスカウトされて、数日後にはオーディションを受けて、気づいたら東京にいました。実はそもそもモデルになることは考えていなくて、動物が好きだから獣医さんやペットショップで働きたいと考えていました。夢がちゃんと定まる前に、この世界に入ってモデルのお仕事ができてよかったです。

CHANELのオートクチュールの2016 年春夏のショーに呼ばれることが決まった瞬間の気持ちはどのような感覚でしたか?
友人と話していても他の話題どころではなくて、「ねぇ、聞いてる?」と怒られたほど。本当に夢のような感じでした。フランスに行くこと自体も初めてだったので、ファッションの発信地に行けることにも感激していました。CHANELというブランドには憧れがあったけど、18歳の若いうちに服を着たりアクセサリーを付けたりするのは違うなと、少し生意気だなと感じていました。ショーに行くことこそ余計にそうだなと。でも呼ばれたからには行きたかったので、思い出をたくさん作ろうという気持ちで当日を迎えました。初めての土地で初めての体験、さらにオートクチュールだったので感激しっぱなしでしたね。オートクチュールのVIPが200人と少ないのに比べて、プレタポルテでは人数の違いも驚きでしたし、会場が広くスピードが速くてまるで一瞬のことのようでした。どちらもとても面白かったです。

CHANELのファッションショーの雰囲気はどのようなものでしたか?ステージの装置や豪華なフロントローやお客さんの様子、場内の雰囲気、そしてファッションショー。どのような状況でどう感じたのかなど教えてください。
高級感があってセレブリティがたくさん来ていて、パパラッチの数が尋常ではない。これが世界ってことなんだな、と思いました。大好きなカーラ・デルヴィーニュが、オートクチュールのときにフロントローに現れたのでとても興奮したのを覚えています。ショーの最中に彼女が連れてきていた犬が暴れ始めてしまってスタッフに取り上げられてしまったんです。ラグジュアリーな会場に相反するようなカジュアルな出来事に、思わず周りも笑みがこぼれていました。

カール・ラガーフェルド氏に挨拶したときのことについて教えてください。
彼の前にはすごく行列ができていて、話しかけるタイミングが難しかったです。「日本から来ました、初めてのパリです」と伝えたら、「遅くないよ」と。さらっとした返しがオシャレでさすがだなと思いました。いつも写真で見ているアイコニックなカール・ラガーフェルドが、目の前で動いているなんて信じられないくらいでした。

パリで印象に残っていることはなんですか?
エッフェル塔を実際に見たら想像以上に大きくて、1時間に1回ライトアップしていることに驚きました。キラキラした感じがまるでオートクチュールのようでした。

モデル業を経て女優としてドラマや映画にも挑戦されていますね。女優として目指すのはどのようなものですか?
自分自身、将来どのようになっていくのかまだわからないし、今は理想に近づけるように頑張るしかないと考えています。ただ、常に成長していきたいなとは思っていて、新鮮な気持ちを常に維持したいですね。モデルをしていると感覚が変わってくるので、たまに地元に帰ったり子供らしい遊びをしたり、普通でいることを大切にしています。

もしも、有名なドラマシリーズに出られるとしたらどの作品の何役ですか?
絶対、『007』です。ボンドガールにすごく憧れます。やりたいけど役がセクシーすぎて、オファーがきても逆に断っちゃうかもしれないです(笑)。でも夢ですよね。

好きな映画のジャンルは?特に好きな映画を3本教えてください。
ファンタジーものをよく観ていて、『ナルニア国物語』と『ハリー・ポッター』が好きです。それから、学生時代の見ていた『オースティン・パワーズ』もファンキーでお気に入りです。

自分の性格を簡単に言うと?
負けず嫌いなマイペースだと思います。諦めるところは諦めるけれど、負けたくないところは絶対に負けたくないです。

人と変わっていると思うことがあれば、または仲間たちの中でどのような役割ですか?
笑うタイミングが人より数テンポ遅いことが多いかもしれないです…(笑)

同世代の友人で面白いことをやっているな、と思う人は何をしてますか?
まだ会ったことはないけど、Mappyちゃんはおしゃれだし面白いし、才能がすごくあるなと思っています。今後どうなっていくのか興味深々です。

友人と普段どんなことをして遊んでいますか?
スケート場やアミューズメント施設、遊園地でアイススケートをすることです。学生みたいにはしゃいでしまいます。

同世代でいま流行っていることはなんですか?
友達の間ではドコモのCMで綾野剛さんがやっていた「斎藤さんゲーム」がブームです。個人的にはSnapchatとか流行っているものではなくて、あえて流行り出す前のものが好きです。

ストレス解消法、1人のときの楽しみ方は?
最近買った新しい自転車でサイクリングして商店街やジムに行ったり、ぶらぶら散策しています。

好きな音楽、作品・アーティストを教えてください。
基本的に洋楽をよく聞くんですが、1番最初に好きになったのはアヴリル・ラヴィーンとクリス・ブラウン、リアーナです。

モデルの心得として、最も大切にしていることはなんですか?
モデルとして肌と体型にはすごく気を付けなきゃいけないと思っています。それにポージングはいろいろな雑誌を見て、服の魅せ方を研究します。

5年後の目標はなんですか?
オリンピックに関係する仕事をしたいです。オリンピックに出る=日本代表みたいなイメージだから、女優としてもモデルとしてそういうイベントに関われる人で在りたいと思っています。

Credits


Photography Kazumi Asamura Hayashi
Text Yuka Sone

Tagged:
Interview
fashion interviews
ayami nakajo