GROWING PAINS AW17 ショー後のマドモアゼル・ユリアを直撃

昨年ブランドを立ち上げ、今回初のランウェイショーを開催したGROWING PAINS。ショー直後、デザイナーのマドモアゼル・ユリアに話しを訊いた。

by Yuka Sone
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21 March 2017, 4:30am

3月20日渋谷。立体駐車場の構内にランウェイを設けたのは、マドモアゼル・ユリアが手がけるブランドGROWING PAINS。道玄坂の雑踏に佇む、暗くてほこりまみれの巨大な立体駐車場が醸し出す混沌は、同ブランドの2017年秋冬コレクションの出発点と紐づいているのだろうか。「戦場とも呼べる現代社会に希望と豊かさを与える存在」に着目したデザイナーのマドモアゼル・ユリアは、その象徴であるナースという女性像をテーマに掲げ、クラシックとトレンドを融合させた、テクニカルで遊び心に溢れたコレクションを発表した。

時は世界大戦が席巻していた40年代。看護服を昇華させたドレスにミリタリーをベースにしたアウターやパンツ、メイドを想像させる貞淑なドレス。これらのユニフォームをベースにしたスタイルに時折、ヴィヴィッドなカラーを配したハイテクなワークアイテムを使ったフューチャリスティックなルックが差し込まれている。

「40年代のメイド服や看護服に現代のミリタリーをミックスして、さらにハイブリッドな感じを表現したかった」と話してくれたのは、初めてのファッションショー直後に駆けつけてくれたマドモアゼル・ユリア。少し息を切らせながら、「こうやって形になって行くんだと改めて感動しました」と囲み取材に向かう直前の数秒間、i-D JAPANに話してくれた。

「今まで、パリなどでいろんなショーを見てきたので、東京でももっと面白ことができるんじゃないかと思っています。だから今回、ショーの音楽には私の大好きなロンドンのトラックメイカー、A.G. COOKに参加してもらいました。そしてビデオグラファーにはRIYO NEMETH、ステージのアートディレクションはYORUKO BANZAI。ファミリーで一丸となれたので、苦労を感じることはありませんでした。でも、音楽だけは遠隔操作だったから少し難しかったかな」

ティーンネイジャーの頃からDJとして活躍し、現在の東京を代表するファッションパワーであるユリア。常に世界水準の意識でカルチャーを網羅してきた彼女が作る、面白い東京のファッションシーンはすでに始まっているのかもしれない。

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Credits


Photography Ko-ta Shouji
Text Yuka Sone

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