J.W Andersonが来季キャンペーンの写真家を一般公募

チャンスは全員の手にある。さあ、カメラを持って外へ出よう。

by André-Naquian Wheeler; translated by Yuichi Asami
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15 February 2018, 8:42am

Photography Jason Lloyd Evans

ファッション業界の写真が興味深くなってきた。キャンペーン広告はより民主的で庶民的なものへと変化し、まるでInstagramで加工されたかのよう。カニエ・ウェストがショーを一切行わずに、自身のブランドであるYEEZYの最新ビジュアルをInstagramで発表したのはその最たる例と言えよう。カニエが使用したのは、颯爽と歩くキム・カーダシアンを「パパラッチ風」に収めた写真だ。一方で、ファッションの中心地からは離れた場所に住む10代のフォトグラファーたち(ベルギーを拠点に活動するデイビッド・ウゾチャクウ(David Uzocukwu)など)が、著名ブランドの写真を手がけていたりもする。そして今度は、J.W Andersonが来季キャンペーン用に一般から写真を公募するという。クィアの男性向けの出会い系アプリ<Grindr>の支持者でもあるジョナサン・アンダーソンの発表によれば、公募する写真についてのルールや指標、テーマは設けていないという。彼らが求めているのは、18歳から30歳のクリエイターによって撮影された素晴らしい写真。ただそれだけだ。

「端的に言えば、才能のある者が才能のある者に機会を提供するということです」とジョナサンはプレスリリースで綴っている。「これは、想像力を見つけ出すのに最適な方法だと感じています。私たちはこれまでもフォトグラファーに大役を任せてきました。今度はそれを、さらに大きな規模でやってみることにしたのです」

J.W Andersonは、ファッション写真の旗手―中でも、クィアのフォトグラファーたち―をキャンペーンに積極的に起用してきた。2017年にはi-Dのフォトグラファーも務めるアラスデア・マクレランともコラボしており、アラスデアによって撮影された、毛髪の整った男性のヌード写真にフィーチャーした、ポスターとTシャツのコレクションを発表している。「男らしさ」をクィアに祝福したコレクションだ。J.W Andersonは書店も展開しており、『Playboy』や『The Face』をはじめとした、写真が多い雑誌や書籍を販売している。
この募集に興味を持たれた方のために、ここに詳細を紹介しておこう。J.W Andersonが募集しているのは、「今この瞬間に、あなたが住む場所は問わず、人々や景色、もの、あらゆるもの」を写した6枚の写真だ。ジョナサンが自ら選んだ審査員によって審査され、選考に通った者が2018秋冬コレクションのフォトグラファーとして任命される(そして、およそ7,000ドルの副賞が送られることになる)。その座に届かなかったとしても、ジョナサンは送られてきた写真を展示する展覧会の開催を予定している。あなたのお気に入りの一眼レフでもいいし、iPhoneだって構わない。チャンスは全員の手にある。さあ、カメラを持って外へ出よう。

J.W Andersonのキャンペーン「Your Picture/Our Future」の詳細はこちら

This article originally appeared on i-D US.

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