Advertisement

フェイクニュース:Instagramで投稿した写真の権利をFacebook社から守る方法?

あなたの投稿した写真の権利はずっと前からFacebook社のものです。ご安心を。

by MAKOTO KIKUCHI
|
21 August 2019, 7:10am

コンビニで買ったランチをオフィスで食べようと会社へ戻ると、上司がiPhoneを私に手渡しながら「これってどういうこと?」と聞いてきた。画面を見るとそれは、泣く子も黙る大御所ファッション写真家、グレン・ルチフォードによるInstagramの投稿だった。

内容は、以下の通り。

「明日からインスタグラムの新たなルールが施行され、社が皆さんの写真を使えるようになります。デッドラインは今日まで!!! これは法的な場においても適用されます。あなたが投稿してきたものすべてが今日から公のものとなります。すでに削除したメッセージや写真でもそうです。(中略)ご希望の方は、この文章をコピーアンドペーストしてください。少なくとも一回以上、この文章を投稿しない限り、暗に写真やプロフィールを含む情報の使用を許可することになります」

一瞬ドキッとする内容である。しかもファッション・デザイナーのマーク・ジェイコブスまでもがまったく同じ投稿をしているのだ。ただし、「Is this real?(これって本当?)」というキャプション付きで。しかし心配ご無用、これはフェイクニュースだ。コンデナスト社傘下の女性ファッション誌『Lucky』の元編集長であり、Instagramのヘッド・オブ・ファッション パートナーシップスのエヴァ・チェンは自身のストリーズでこのニュースを明確に否定している。

そもそも、Instagramの利用規約によれば、ユーザーはすべてのコンテンツの権利を社に付与することになっている。しかしながらこれはコンテンツやアカウントが削除された時点で終了となる。この「グレー」な規約を逆手にとった新手のチェーンメールに、多くの人が翻弄された一日だった。