船に浮かぶ中世の箱庭:5-knot 18aw

今季の5-knotは歴代王妃に愛された、ポルトガルの古都オビドスへ。伝統的な街の色や質感を人工的なラバーやエナメルなどの素材と融合させた。

by i-D Japan; photos by Kodai Kobayashi
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20 March 2018, 4:27am

「中世の箱庭」あるいは「谷間の真珠」と呼ばれるポルトガルの古都オビドス。城壁に囲まれた小さなこの村は、かつて第6ポルトガル王がこの美しさに魅了され、イザベル王妃に贈ったことでも知られている。青や黄色のペンキが塗られた白い壁やオレンジやワインレッドの花が蔓をつくった城壁、その巨大な門に装飾されたアズレージョ(ポルトガルのタイル)......この村の色彩や質感にインスピレーションを得た5-knotの今シーズンは、オビドスの街並みを彷彿させるようなペイズリー柄や刺繍に、「でも今は2018年」とばかりにラバーやエナメルなど人工的な素材を随所に散りばめていた。天王洲アイルの船上をランウェイに、オビドスの箱庭は箱舟にも姿を変えてみせた。イザベル王妃が生きていたらきっとこうのたまっただろう。「5-knotにオビドスが入っているのです」

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